最近、中庭を通り抜けるときに何やら良い香りがします。
我が家の庭でよい香りがするといえば、沈丁花、キンモクセイ、バイカウツギ、バラなどです。
沈丁花はまださすがに咲いてないし、沈丁花の木は母屋の直ぐ近くで、中庭ではありません。どうやら、その香りを発しているのは水仙のようです。
中庭には昔から日本水仙や黄水仙などが植わっていて、それらは平成元年に94歳で亡くなった、主人の祖母が植えたものだろうと思います。その後、その水仙たちは私が掘り上げて畑に植え替えて、畑で200株ほどが毎年咲きます。
中庭はよく目が行き届くので、水仙のように丈夫な花ではなく、バイモや原種系のチューリップなどを植えたいこともあって、毎年のように水仙の球根は掘り上げているつもりなのに、どうやらまた間違って植え付けてしまったようです。気がつくと中庭には何時の間にかかなりの数の日本水仙が咲きあがっています。
その水仙からどうやら香りが漂っているようです。
中庭は母屋から車庫への通路の横にあるので、毎日何度も行き来する場所です。
通るたびにこんなに良い香りを嗅ぐことができるなら、毎年、植えていても良いかな~などと思い直しました。
親株はもう10年以上も前に植えたものですが、たまに種が落ちるのか周囲にこぼれ種が発芽しています。今まで何度かそれを拾い上げて育てていたのですが、その実生株が今年初めて咲くようです。双葉から数えて4年目ぐらいだと思います。同じ株同士で交配したか、親株と同じような葉っぱ、蕾をしています。