名無しのクリスマスローズ

土曜日は所用で隣町のJAの前を通りますので、生産直売の野菜やお蕎麦、切花などをそこで買うことが多いのです。

花苗などもよく売られていて、そんな花苗を眺めるのも楽しみの一つです。

季節柄、クリスマスローズの苗も売られていました。

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ちょっと見かけない種類ですね。小さい芽で丈は10cmあるなし、花芽は二つついていて、一つは間もなく咲きそうな感じです。ほかにもニゲルの株はたくさんおいてありましたが、この種類はこれだけでした。チベタヌスかも知れないと、一瞬思いました。お値段はなんと200円です。もしチベタヌスでなくとも控えめの草姿は私の好みなので、持ち帰りました。

P1010574 それがひょんなことに、今日はちゃんと「チベタヌス」とラベルのついたクリスマスローズを購入することが出来ました。

息子さんを海で亡くした友人宅に、今日はプリムラ・シネンシスの鉢を持って行ってたのでした。彼女の家の近くの大手の園芸店でのことです。今年仕入れた株ではなく、去年仕入れた株をそのお店で夏越しさせたもののようです。チベタヌスは通販などで購入するとずいぶん高いようですが、そのチベタヌスは葉のない状態で(当然のことながら)芽を出したばかりの状態です。一体に原種系のクリスマスローズには夏は葉がない状態で越すものが多く、リビダスなどもそうです。

オリエンタリスやニゲルなどは葉をつけたまま夏越しするので、大株ですと今頃は葉もよく繁り、花芽をたくさんつけた状態のことが多いです。恐らく、葉もなく貧相な芽だけのチベタヌスなので、園芸店はニゲルなどよりもかなり低い値段をつけていました。何度も書いていますが、私は高い鉢花は買わない主j義なのですが、その私でも持ち帰ろうというお値段でした。

まだまだどんな葉っぱなのかもわからない状態ですが、葉が展開し始めて花が咲けば、名無しのクリスマスローズの素性もわかりそうですね。

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