タツタソウは去年の早春に通販で株を取り寄せて初めて花を見たのでした。
それまで名前は聞いたことがあって、素敵な花だな~とは思っていたのですが。
ところが、夏越しに失敗したらしく、早春になっても新芽が出ません。考えた末、もう一度だけ通販で取り寄せることにしました。
届いたときは、ほんの小さな茶色の芽でしたが、日に日に成長がわかるほど大きくなって、わずか一ヶ月ほどで花が咲きました。
あっという間に綺麗な花を5つほど咲かせて、あっという間に花が終りました。今は種らしきものをつけています。
今はなくなった去年の株の画像です。去年の株よりも今年のほうが葉がずいぶん多いので、株の勢いは良いのかも知れません。なんとか種を採取して来年は自家採取したものが育つと良いのですが。葉はかすかに赤味を帯びていて、葉を見ているとイカリソウの仲間だな~とわかります。日本原産ではなく朝鮮半島や中国北東部自生の花ですが、なんとも日本人好みの花です。
こちらの青いエンゴサクはエゾエンゴサクです。エゾエンゴサクも何年も前から北海道出身の先輩などから話には聞いていた花で、一度は見たかった花です。
10日ほど前に年に二回ほど立ち寄る園芸店で見かけて、つい連れ帰ってしまいました。
うちで咲いている山陰産のヤマエンゴサクと比べたかったこともあります。うちにある両種の花を見比べた限りでは花の大きさや色はほぼ同じです。違うのは葉の形でしょうか。しかし、専門的には球根のできるエンゴサクの仲間は球根で判定するとか・・・。
ちなみに↑画像の後方に写っている青い花が山陰産エンゴサクです。
コバイモやフウロソウの仲間もですが、エンゴサクもまた地域差の大きい植物ですね。四国に咲くのは小型で淡いブルーのものや淡い紫色をしたヒメエンゴサクが多いように思います。