私のデジカメではなぜかあまり綺麗に撮れませんが、実物はとても綺麗なツクシタツナミソウです。
普通のタツナミソウとどこが違うかと言うと、葉の色が濃い緑色をしていて、おまけに斑入りです。この辺りの低山ではそれほど珍しくはなく、この斑入りの葉っぱだけはどこででも見かけます。でも、5月になるとそれほど低山を歩かなくなるので、花ををきちんと見たのは今年が初めてでした。いや、2年前に金比羅さんの山で見かけているのですが、あいにくとデジカメのメモリーを入れ忘れていて、携帯で撮影した記憶があります。
今回はちゃんとデジカメで撮影することができました。
コバノタツナミソウなどに比べると大型で良く目につきます。コバノタツナミソウは群生しますが、こちらはそれほど群生するということもなくて、道沿いに丁度植えられたような間隔で咲いています。草丈が大きめで綺麗なのと、植えられたような間隔で咲いているのとで、最初は誰かが園芸種の花でも植えてあるのかと思ったほどでした。
コバノタツナミソウ、オカタツナミソウ、このツクシタツナミソウの3種類がこちらの野山では良く見かけるタツナミソウですが、一番見栄えが良いのではないでしょうか。来年の5月にはこの花を目当てに散策をしそうな予感がします。