ジャケツイバラの黄色の花はとてもよく目立ち、山道を車で走っていると、頭上に咲いていつことが多いです。そのジャケツイバラを今年は至近距離で見ることが出来ました。まるで園芸朱の花にも引けを取らないような派手で綺麗な花です。
普通はせいぜいこんな感じで眺めることが多いのではないでしょうか。
遠めで見ることが多い花といえば、このホオノキの花もそうですね。樹高が10m以上にもなるので、いつもだと首が痛くなるくらい見上げるか、山肌で咲いているのを遠くから眺めるだけです。
今回は道路が谷の上にあって、木が谷の下から生えていたので、何とかズームで撮影できました。香りも良いそうですが、香りまではさすがに届きませんでした。大山蓮華やタイサンボクなどに似た花ですね。
別名金銀花と言われるのは、白い花と黄色い花が同時に見られるからでしょうね。最初は白く咲き上がり、時間が経つと黄色く変わります。スイカズラには甘い香りがあり、英国の庭で良く植えられているハニーサックル(ツキヌキニンドウ)もこの仲間です。
5月から6月にかけてはあちこちでごく普通に咲いています。
ウツギの花です。山道を走っているとどこででも見かける花です。ユキノシタ科。庭植えにもされるようで、私の友達の中にもこのウツギを庭に植えている人もいます。
卯の花の匂う垣根に~♪と歌われている花です。
ウツギはウツギでもヤブウツギです。ウツギとはついていますが、スイカズラ科の花です。ちょっと渋めの赤い花は初夏の山で結構見かけます。
ニセアカシアの大木がありました。日差しを受けて見事なまでの花つきです。ミツバチがこの花の蜜を集めるので有名ですが、私はまだニセアカシアの蜜を食べたことはありません。香りも辺り一帯が甘い香りが立ち込め、私の知人の中には頭が痛くなるという人もいます。ハリエンジュというのが正式な名前らしいですが、ニセアカシアというほうが通りが良いのではないでしょうか。