ヒナキキョウソウは3、4年前に,実物を見るよりも先にネットの花友さんの掲示板で,まず見せていただいた花です。こんな花が道端で咲いているんだな~と思い、注意深く見ていると、この辺りでも咲いていました。
その頃は,それほどどこででもは咲いてなかったと思うのですが、だんだん増えているようで、今年はいろいろなところで見かけます。
↑画像はノハラキキョウと同じく,法事に出席するため,実家に行った日に撮影しました。
実家の周囲は田んぼばかりなのですが,田んぼのあぜ道に咲いていました。普段は私の住む市内の道端や公園などで見かけることが多いです。
良く似ていてもう少し大きく、花をいっぱい咲かせるキキョウソウというのもあるそうで、一度見かけたことがあるのですが,あいにくとデジカメを持ってなかったか何かで、画像はありません。しかし、私の住んでいる香川で見かけるのはこのヒナキキョウソウが圧倒的に多いですね。
キキョウソウは下のほうの花も良く咲くのに対して、ヒナキキキョウソウでは下の方にも花はあるのですが,閉鎖花となっています。したがって、ぱっと見、花は茎の上に一つだけ咲いているように見えます。草丈は10センチ~20センチぐらいのを良く見かけます。花径は1センチあるかないかというところです。
親類の人たちが近くにいたので,同じようなショットしか撮れなくて・・・。
北米からの帰化植物だそうですが,私が子供の頃は見た憶えがないですから、比較的新しい帰化植物でしょうか。キキョウ科キキョウソウ属、小さくても良く見るとキキョウに似ていて,とても綺麗な花です。
こちらは数年前に撮影した画像ですが、普段はこんな風に車道の縁などで見かけます。
こんなアスファルトの隙間から出てくるのですから、かなり強い植物のようですね。
名前が良く似たヒナギキョウというのもあって、こちらのほうは純国産の野草ですが、やはり中央分離帯でよく見かけます。
キキョウソウ、ヒナキキョウソウ、ヒナギキョウどれも小さな小さな野のキキョウで、撮影には苦労しますが、すが,可憐な花ばかりですね。