銅山越へアカモノのお花見に、その4

ダイヤモンド水からしばらく行くと道は沢の左岸ルートと右岸ルートに分かれます。私はいつも左岸ルートを取っているのでこの日も左岸ルートとを行きます。右岸ルートは去年,下りに使いましたが、どちらかというと左岸ルートのほうが歩きやすいようです。鉄製のパイプを連ねたような橋を渡ると,道は少しだけジグザグに登ります。

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そのジグザグの道のわきにシロバナニガナが咲いていました。香川の標高1000mで、6月初めにも見ていますが,シロバナニガナは大好きな花です。ニガナの変種で舌状花がニガナは5枚なのに比べて7枚~12枚と多いです。また黄色いニガナで舌状花の多いものもあり、そちらはハナニガナと呼んで区別しています。ハナニガナはシロバナニガナの変種だそうです。どちらも初夏の山地で出会いたい花ですね。

P1110179 また沢を左岸から右岸へと渡ります。

アキグミが沢のすぐそばで咲いています。この花も毎年,この場所で見ている花です。しかし、去年はもう少し花の色が白かったはず・・・と思ったら,咲き進むと黄色く変色するそうです。でも、黄色く変色しても綺麗ですね。

P1110184 またまたギンランの花が咲いていました。少しも見頃を過ぎたのや,まだまだ綺麗なのや,条件によっていろいろな咲き具合ですね。

P1110194 去年、咲いていたコケイランが、今年も咲いていました。しかも去年より花茎が増えています。ということは株の数も増えたのでしょうか。

P1110198 エビネに似ているので別名ササエビネとも言うようです。色はエビネのようにいろいろな色合いはなくて、こんな黄色っぽい色だけのようです。

漢字で書くと小恵蘭・・・中国の恵蘭に似て,小型であるからだそうです。

P1110197 地生ランの一種のようですが,私にはこの開花前の姿からは何という種類なのかまではわかりません。

P1110201 登山道の様子です。雨上がりなので,緑が滴るばかりですね。

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