ラン科、ツチアケビ属。葉緑素を持たない腐生植物でナラタケと共生するそうです。ツチアケビと言う名前から花はあまり綺麗ではないように思っていましたが、どうしてどうして、なかなか綺麗な花です。
草丈は60センチほどですから、林の中で結構目立ちます。
花はすでに終盤にかかっていて、早くも実になり始めていました。画像の細いオレンジ色の棒のようなものが実になり始めたものですが、もう少したつともっと膨らんで、小型のバナナみたいになります。
沢を覗き込むとハグロトンボがとまっています。子供の頃は良く見かけたトンボですが、今では山に行かないとなかなか見られないようです。
名前はアキノタムラソウとついていますが、実際は夏から咲き始めているアキノタムラソウ。初夏から秋にかけてはシソ科の花がとても多くて、頭が痛いのですが、その中でもヤマハッカやアキノタムラソウなどは一番ポピュラーなシソ科の花ですね。
こちらも夏場はとても種類が多くて頭の痛いオトギリソウ。画像の花はナガサキオトギリでしょうか?ルーペを買おうと思いながら、まだ買っていませんヾ(;´▽`A``アセアセ
我が家の芝生庭ではとっくに花は咲き終わったネジバナですが、標高900mではまだ綺麗に咲いています。
この日、四国は梅雨明けしたそうで、久しぶりに見る青空がとてもまぶしかったです。