ここ10年ほど、毎年のように育てている西洋朝顔のヘブンリーブルーが今年は早くから咲いています。短日性の花で、地植えにすると、8月の末頃からようやく花が咲き始めますが、今年は鉢植えにしたせいか、この前から咲き始めました。
和名は空色朝顔というのですが、空よりも濃いブルーの花色です。
今朝は6輪も青空の下、咲いてくれたのは、まるで末っ子の学校の野球部の甲子園出場を祝ってくれているかのように思えました。。
小5の時から山に連れて行ってた末っ子が、今春、公立高校を失敗して、私学のお世話になっています。
スポーツの盛んな学校で、中学の時にあまり強くはないバレー部に所属していた末っ子が高校から入れそうな運動部はなさそうでした。
そこで、本人なりに考えて、応援部に入部したようです。応援部といえばなんといってっも野球部の応援が一番大きな役目みたいなもので、6月末頃から練習が厳しくなってきたようです。夏の県大会の最初の試合は、私が丁度、北アルプスに行ってたときでした。帰宅してから主人とともに、一週間の間に4回、県営球場に応援に通いました。
最初に見た二回戦は15回延長の末、ようやく勝つことが出来ました。準々決勝では9回裏に劇的な逆転サヨナラ、その他もすんなりと勝てた試合がほとんどなくて、最後の最後までハラハラドキドキし通しでしたが、昨日はなんとか甲子園行きを決めました。
↑画像は準決勝での逆転サヨナラで勝利を決めた瞬間の画像です。そのときは末っ子の学校のチームの勝利の写真を撮ったつもりでいたのですが、帰宅してモニターで見てみると、相手工の外野手が呆然として座り込んでいます。たった一枚、何気なく写した画像にもドラマがあるなものだな~と思いました。私たち大人はそういう経験があってこそ、人間が鍛えられるなどと平凡な感想を持ちますが、この若者には一生の記憶としてこのシーンが残るんでしょうね・・・。
4回の試合を通して見ていると、その間に選手たちが成長していくのがまざまざとわかりますね。投手力もそれほどなく、打撃も平凡なチームですが、守備だけは素晴らしいものを持っています。また、最後まで試合を諦めないという、執念が素晴らしかったです。
また応援するブラスバンド部やチアガールの生徒たちの情熱あふれる演奏や踊りにもすごく好感が持てました。どうやら生まれて初めて甲子園に行く機会を作ってくれた選手たちや末っ子に感謝の気持ちでいっぱいです。