ちょっと咲き進んだ感のある株ですが、丁度見頃の株は撮影失敗でした(^。^;)
丈の低いあまり花つきのよくない株だったのが幸いして、株もとの葉っぱも写っています。この葉っぱがいろいろな斑入りがあって、山野草の世界では葉っぱの模様の綺麗なものを珍重するようです。が、どうしてどうして、花もうんと可愛い花ですよ。
ずいぶんシックな色合いのヤマジノホトトギスです。この山では白っぽいもの、紫に近いもの、いろいろ咲きますが、草刈りに遭った株が多くて、どれも草丈10センチ以下で咲いています。
ツルニンジンの蕾はたくさん見ましたが、花が咲いていたのは一株だけ。
先週の徳島で見たのより、花がなぜか小さめです。去年はもっと大きな花だったように思うのですが・・。
蕾だけはあちこちでたくさん見たので、花の見頃は9月半ば頃みたいです。
このピンクは何だと思われますか?よく野草を見ている方なら、葉っぱの形でおわかりでしょう。そう、これはツクバネソウです。ピンクに見えているのは花糸の部分でどうやら花糸が肥大したものでしょうかね。ほんとはこのピンクの上に黒っぽい丸い果実がつくのだと思いますが、たくさんの株があったのにもかかわらず、果実がついた株がありませんでした。すべて落ちたのか?それともすべて雄花だったとか?先週の徳島で見かけた株は黒い果実がついていましたが・・。
どちらにしても、花より果実のほうが目立ちます。
テイショウソウは秋が深まらないと咲かないので、まだ咲いていないだろうと思っていたのに、気の早い花が一つだけ咲いてくれていました。
キッコウハグマほど可愛くないですが、花つきが良いので咲きあがると結構にぎやかです。
こちらがテイショウソウの葉っぱですが、斑入りの綺麗な葉っぱをしています。
我が家の畑でいつの頃からか蔓延っているキンミズヒキと比べると草丈も小さめで花弁が細くて繊細な作りをしています。
1時間あまり散策をして、車まで帰ってくると、途端に雨がざーっと降り始めて、ぎりぎりセーフでした。
しかし、こうしてまとめていても、秋の野草ってずいぶんと渋めの花が多いですね~。
タカクマヒキオコシやシラヤマギクも咲いていたけれど、画像を失敗しました。またどこかで出会えることを期待するとしましょう。