コフウロの花です。今年はまだ見ていなかった花で、これが今年の初見になりました。
東赤石山の登山道に一箇所コフウロが群生する場所があるのですが、ここ2ヶ月ほど東赤石に行ってないので、見てなかったのです。それにしてもこの山に咲くとは知りませんでした。毎年、この時期、この場所に来ていますが、よく考えると、歩くコースがちょっと違っていたのでした。
ゲンノショウコと似てますが、コフウロの花はゲンノショウコの花より小さいです。咲いえている場所もゲンノショウコは日当たりの良い場所で草丈が低いけど、コフウロは木の下の日陰で、草丈は結構あるようです。
コフウロの葉っぱです。花は小さいですが、葉っぱは花に比べるとかなり大きいです。東赤石のもここのも、葉っぱに少し斑ガ入ったような模様があります。
それにしてもここのコフウロはずいぶん花が小さめで花径は1センチもないでしょう。
葉や茎に毛がないので、ゲンノショウコと見分けられます。しかし、ゲンノショウコを見慣れている人には、一目見ただけで、どこか違うとわかるはずです。
参考までにゲンノショウコの花を貼ってみます。
ゲンノショウコのほうが花としては見ごたえがあり、花つきも良いようです。
赤とんぼがとまっています。トンボの撮影は苦手なのですが、このときはじっとしてくれていたので、なんとか・・。
トンボの種類も全然わからないのですが、これは羽に茶色いラインが入っていて、すぐに調べることができました。ミヤマアカネだそうです。
ミヤマとついてはいても、ちょっとした山にいるそうです。ミヤマウズラと同じですね(^。^;)
これも今年初見のママコノシリヌグイが咲いていました。ミゾソバのほうは8月半ばの剣山ですでに見ていますが、こちらは乾燥した場所に生えています。
ミゾソバと似ていますが、葉っぱが三角形をしているのと、茎に下向きに痛そうな刺が生えているので、直ぐに見分けがつきます。Tさんがあまりにも名前がすごいと、感心しています。普通の名前の草は聞いても直ぐに忘れることがあっても、このネーミングは決して忘れないですよね。花は優しいピンク色で、可愛いのですけどね。
こちらのママコは継子ではなくご飯粒の意味のママコだそうです。花冠の下唇に普通のママコナですと白いご飯粒に見える模様が二個なら案でいるところからママコナと言うそうです。
高越山で撮影したシコクママコナのアップです。真正面から撮影したのでわかりやすいと思いますが、シコクママコナではこのママコの部分が黄色いので、あまりご飯粒には見えませんね。