今年は8月から猛暑が続いていましたが、9月に入っても10日頃までは焼け付くような陽射しが続いていました。
今週に入ってからようやく朝晩が涼しくなり、過ごしやすくなりました。去年、ミヤマウズラをたくさん見かけた低山に今年も行きたかったのに、暑いうちはなかなか足が向かなかったのですが、やっと行って来ました。花の時期には遅そうですが、さて?
山友達のTさんに寒風山での写真が出来たので、写真を渡したついでに二人で低山に向かいます。
結果から言えば、ミヤマウズラの花の時期には残念ながら一週間ほど遅かったようです。去年、数十株が群生していた場所では、どれも花が終わって、すでに実になりかかっています。
しかし、別の場所の株がかろうじて見られる状態だったので、撮影します。幸運にも陽射しがあって、ずいぶん明るいので撮影しやすかったです。ミヤマウズラはだいたいが樹林の中の薄暗いところに生えているので、曇りのときなどはマクロ撮影は不可能です。
ミヤマウズラの背景がこんなに明るいのも珍しいのではないでしょうか。
横から撮影してみます。並んで咲いているのがとても愛らしいです。
ここの個体は花の赤味が強いようでした。
来年は暑いのなんのと言わずに、9月上旬には来なければ・・。
ところで、このミヤマウズラの近くには去年、キッコウハグマの株もたくさん見かけたはず・・・。
最初は目が慣れてなくて、見つけるのに手間取りましたが、1株見つけると、そこいら中に生えていました。
細い細い花茎もすでに伸ばしていて、先には蕾がついていますが、この蕾が曲者です。キッコウハグマは閉鎖花がずいぶん多くて、蕾を見つけてもその7割ぐらいは閉鎖花なのです。
この山のキッコウハグマが閉鎖花なのかそれとも解放花なのかは・・・花の時期に再びこないとわからないのです。