身近な野草観察、その5、セトウチホトトギスなど

今度は散策場所を里山にある大きなため池に変えます。

まったくの平野部にあるため池とは違い、周囲は里山といってよいような環境で、林になっています。池の周りをぐるりと遊歩道が巡っていますが、勿論すべては到底歩ききれません。

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センブリやキッコウハグマも10月末には咲きますが、時期が少し早かったか、まだ開花した姿は見られませんでした。その代わり、ここでは初めての出会いですが、セトウチホトトギスが咲いていたのです。

ここは標高にして200mもあるかどうかという場所です。セトウチホトトギスはほんとに低山や里山で咲くようです。

P1160861 9月末の散策で見かけたものは花芯の黄色が鮮やかだったけど、ここのものは黄色がそれほど目立ちません。

自生場所をまた一つ知ることが出来たのはラッキーでした。

P1160856 キツネノマゴです。ありふれた野草で、ついついこんなに咲き終わりになるまで、撮影しそびれました。

P1160878 同じキツネノマゴですが白花が群生している場所がありました。

P1160857 コシロノセンダングサもそろそろ咲き始めているようですね。実家方面ではアメリカセンダングサよりよく見ます。

P1160867 毎年オオハナワラビが群生する場所では、今年もたくさんの芽が出ていました。

P1160864 コバノガマズミは里山でも時折見かけますね。

P1160871 ヒッツキムシのオナモミです。

意外とうちの近くなどでは見ませんね。

P1160863 ウスタビガの繭がなぜか、地面に落ちていました。秋になると、彼この枝にぶら下がっているのをよく見かけますが、落っこちた繭は初めて見ました。

中を覗くと空っぽなのではなくて、何かいたようでした。

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