晩秋の光景、その4、シマカンギク群生

シマカンギクは低山に登ると見られますが、場所によっては車で走るだけで、車道沿いに咲いているのを見ることが出来ます。

数日前に主人と丘陵地帯にうどんを食べに行った帰りに、道端のシマカンギクを見てきました。

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道路の法面を土砂崩れ防止用に固めている場所に、シマカンギクが大群生する場所があります。標高はあまりないので、花の時期はどちらかというと遅めで、11月下旬が毎年、見頃です。

さすがにこんなところをよじ登るわけにはいかず、ズームで撮影していますが、奥のほうまでびっしりと花が咲いているのがおわかりでしょうか。

P1190086 コンクリートの出っ張りをはさんで右と左で咲いています。向かって右の花は舌状花が丸みを帯びていて、私はこの形のシマカンギクが好きです。

左のは舌状花が少し細めです。

P1190084 車道が少し見えているので、これが道端だと言うことがおわかりいただけると思います。

シマカンギクは場所によってはこんな具合に大群生します。最初はよく人に手折られずにいるものだな~と感心しましたが、地元の人もこれだけ咲いていると雑草としか思っていないのかも知れません。

私などは野の花が好きなので園芸種の黄菊を植えるよりは、シマカンギクを植えたいな~などと思っているぐらいです。

この黄色は元気をもらえる色ですね。

P1190087 この道をもう少し走っていると、今度はリュウノウギクが咲いていました。

リュウノウギクはどちらかというともう少し高山で咲くというイメージが強いですが、これも案外、里山にも咲いています。

P1190088 シマカンギクほどの大群生は作りませんが、場所によってはかなりの数が咲きます。

この白と黄色の二種類の野菊のおかげで、四国では11月から12月にかけても野山を歩く楽しみが多いですね。

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