通り抜けてきた大堂トンネルを再び通り抜け、R321へと向かいます。
綺麗な道ですが、観光客などはほとんど通りません。海岸ですから、メインはやはり夏場ということなんでしょうね。
Nさんがサザンカらしい白い花が見えたというので、またまた車をとめます。
白いサザンカの木が3,4株見えています。しかし、道沿いにあるので、もしかしたら自生種のサザンカを植栽してあるという可能性もあります。
ツヤツヤとした葉っぱはいかにも海岸に自生する植物と言う感じですね。
後方で黄色くぼけているのは勿論ツワブキです。
実はこの自生のサザンカについて確かめたいことがありました。
というのはうちの庭に昔から植わっているサザンカがあるのですが、このサザンカが自生のサザンカによく似ているのです。
こちらが我が家のサザンカです。サザンカは品種がすごく多いそうで、厳密には野生のサザンカではないかもしれませんが、それでも、我が家の庭のサザンカが自生種のものに近いと言うのがわかって嬉しかったです。
庭のサザンカは恐らく庭が作られた頃に植えられたもので、庭は造られてから100年ほど経っていると思うのです。
赤やピンクのサザンカはよく見かけますが、一重の真っ白な花はなんとも上品で、以前からお気に入りだったのですが、これが野生のサザンカと同じ品種かもしれないと思うと、一層、大事な木になりそうです。
高知で見たサザンカの株元には真っ赤に紅葉したフユイチゴの葉っぱがありました。
やはり南国だからか、フユイチゴの実はあまり見かけませんでしたが、熟するのも、香川よりは遅いのだと思います。
ゴンズイは香川の里山にもあるのですが、今年の秋はまぜか真っ赤な実に出会えませんでした。
ミツバウツギ科の木本で、あまり役には立たない木とあります。
実際、実がなっているとき以外は、ほとんど目立たない木らしくて、私は花はまだ見たことがないです。しかし、実となると、ずいぶん派手な実で、これは否応なく目にとまります。
ゴンズイの直ぐそばには、ツル性植物のムベの葉が見えています。
そして良く見ると実もまだなっているのでした。
実の好きなTさんとNさんはムベの実がどうしても採れないところにあるので、ひどく残念がっていました。(^。^;)
往路で見かけた赤い実も確かこの辺りだったはずと思って、道沿いをしばらく歩きます。
遠目にはてっきりサネカズラだと思っていたら、近づくとサルトリイバラだったのです。
それにしてもこのサルトリイバラもずいぶん実の付き方がいいですね。
サルトリイバラの実はさすがに食べられませんが、赤くてとても美味しそうに見えます。
香川でも山に登るとよく見かけますが、さすがに車道沿いでこんなに見かけることはないです。
サネカズラと言い、サルトリイバラといい、オオイタビといい、高知にはツル性植物が多く、しかも豪勢な実がついていると私が思ったのも、おわかりいただけると思います。
木の実もたっぷりと見られたことだし、満足して車に引返す途中で、こんな花を見つけました。
白い花で我が家の庭に植えているユーパトリウム・チョコレートの花とそっくりです。しかし、葉っぱは銅葉ではありません。
もしユーパトリウムの仲間だとしたら、フジバカマの仲間ということですから、帰って調べればわかるはずです。
名前のわからない花はとにかく何枚も撮影するに限りますので、葉っぱの写真、全体の姿など撮影します。葉っぱには切れ込みがありません。
帰宅して山渓ハンディ図鑑で調べたらやはりフジバカマと同じページに載っていました。マルバフジバカマという帰化植物です。
北アメリカ原産の多年草で昭和初期に箱根で初めて見つかり、その後は各地に広まっているとありました。しかし、私はこれが初見です。
もし、自宅にユーパトリウム・チョコレートを植えていなかったら、何の花か調べるのに手間取ったかも知れませんね。
因みに私のもう一つのブログ、「庭の式を綴る」のブログではこの記事で紹介しています。しかし我が家の花は11月末で終わってしまいましたが、さすがに南国高知です。まだ綺麗に咲いていますね。
さて、そんな具合で、たっぷりと野草を観察した大堂海岸付近とはこれでお別れです。時刻はすでに13時50分ですが、まだカツオのタタキにはありつけません(^。^;)