それにしても厳冬期の1月末に、風が吹いてきて心地よいと感じるなんて、信じられませんね。
間もなく鎖場が現れました。一眼カメラのほうはさすがにここでバッグにしまいこみます。岩場にでもぶつけたら大変ですから・・。
下の川までは標高差500m以上はありそうです。川と山のふもとの棚田がはっきりと手に取るように見えます。標高700mちょっとでこれだけの展望があるなんて面白いです。
南西の方角を見たところです。四国はどこを見ても山また山だということがよくわかります。
面白そうな岩場で、こんなところには変わった植物が生えるのですが、何しろ下は断崖絶壁ですから、近づくことができません。
なおも進むと、岩の上に何か針葉樹の大木が生えていて、枝越しに絶景の眺めが見えます。
枝の間から見える町並みは方角からすると越知町のほうでしょうか。
遠くには太平洋が見え、室戸岬方面まで見ることができました。素晴らしい展望です。
こちらは東ですが、画像には写ってませんけど、肉眼では剣山系の真白い山々も眺めることができました。
石鎚山系の山々は愛媛と高知の県境になっていますから、驚くことはないのですが、高知側からこれほど近いとは、意外でした。
手前の緑の山はいのや仁淀川付近の山ですが、その向こうに真っ白になっているのは伊予富士ではないかと思います。
山頂に鉄塔が立っているのは中津明神山といって、雪は積もってなくともこれで標高が1500あります。
山頂まで車で行ける山なのだそうです。
右後方に見えるのは石鎚山系には間違いないのですが・・。
となると右側が手箱山でしょうか。
それにしても筒上山の西側の尾根は急です。あれを二年前に登ったのが、こうしてみると信じられませんね。
再び歩き始めます。山道はこの辺では稜線の北側を通っていりますが、北に回ると、風がすごく冷たいのです。また、稜線の南側を通っている部分では、生暖かい風が吹きます。黒潮のせいでしょうね。
稜線の北と南でこれほど吹く風の冷たさが違うというのは初めての経験でした。
実際、北側を通っているときは、こんなつららがあちこちに残っています。
リンドウの咲き後がたくさんあります。こんな冷たい風が吹く岩場に咲くのはアサマリンドウで間違いないでしょう。
棚田が見事に見えます。
山道のわきに、淡くピンク色が見えました。山ラッキョウの咲き後ですね。
ガイドブック中に記載がある兜嶽というところに着いたようです。コースタイムでは40分かかるとありますが、13時13分着。40分のところを70分がかりで来ているわけです(^。^;)
小さな祠があって、ちゃんと注連縄らしきものが張飾られています。
稜線の北側の岩場にかなり大きなユズリハの木が生えていました。根はたぶん岩に伸びているのだと思いますが、よく栄養が摂れるものです。感心しました。
ユズリハの下に広がるのは仁淀川町の眺めです。
下のほうにかすかに見える川はもちろん、清流、仁淀川です。