ほんとならば、それだけ見ればユキワリイチゲとアワコバイモは堪能したので、帰路につく予定でしたが、何しろ良い天気で4時ごろと言えばまだまだ明るいものです。
まだ走ったことのない道に足を延ばすことにしました。
どんどん登っていくと、なかなか見晴らしの良い場所に出ました。もっと上まで行くと驚いたことに家が数軒経っている集落に出ました。しかし、それ以上走っても道がわからなくなるので、適当なところでUターンします。
とはいっても、↑画像のようにガードレールのない個所もある細い山道です。怖がりの人はあまりお薦めできない道です。
転落すると命の保証はありません。
眺めが良いので写真を撮ろうと止まったら、法面にスミレが咲いているのが目にとまりました。
スミレの季節は一年ぶりにめぐってきたので、まだまだ頭がスミレモードになってなくて、しばらく名前が思い出せませんでした。
この特徴あるスミレの顔は・・・そうそう、コスミレですよね。
それにしても随分乾燥した場所で咲くものです。コスミレはアスファルトの隙間とかそんなところでよく咲いているので、乾燥に強いのかも・・。
かなり早い時期から咲くスミレですが、この山では初めて見ました。この山でも湿った場所にはアオイスミレやコタチツボスミレが多いように思うのですが・・。
念のため、コンデジで接写します。コンデジだと随分ピンクっぽく写ります。
法面にはみずみずしいフキノトウが出ているところもありました。
う~~ん、この葉はフウロケマンだったかなぁ??冬が長かったので、春の花の葉っぱを忘れそうです。
登る時には気付かなかったのに、車で下っていると、黄色いものが目に飛び込んできました。
車をとめて眺めます。
この山ではクロモジやアブラチャンが多いですが、日当たりのよい場所ではダンコウバイも咲くんですね。
ズームしてみますが、それほどはっきりとした画像にはなりません。
このときで時刻は午後4時半です。まだまだ明るい青空を見ると、すっかり春になっていることを感じます。
午後からの短い時間ではありましたが、ユキワリイチゲ、アワコバイモそれにダンコウバイなど、いろいろな花を心行くまで楽しめた半日でした。