午後4時、山を下り始めます。自宅まではざっと2時間ちょっとでしょうか。
タムシバの花が咲いている辺りを通っていると、野鳥がいっせいに飛び立ちました。木をねぐらにしていたのが、車のエンジンの音にびっくりして飛び立ったようでした。
タムシバの花を撮影しようと思い、カメラを構えたら、近くの木々に先ほど飛びたったばかりの野鳥がいっぱいとまっています。
今まであまり見たことのない野鳥だったですが、すぐに「エナガ」という名前が浮かびました。尾が細長いので、そう思ったのかもしれません。先ほど検索したら、その直感は当たっていたようです。
体に黒、白、茶色の3色が入っており、まるで三毛猫みたいな色の小鳥だな~と思いました。
向こうを向いているのか顔が見えませんが、毛の模様はわかりやすい画像です。
こちらもまるで真っ白な小鳥が飛んでいるように見えるタムシバの花です。
沢をはさんで対岸の山の斜面には桜が丁度綺麗に咲いている家が見えます。標高700Mぐらいの山の斜面に建っている家です。生活は不便でしょうが、毎日素晴らしい眺めやこんな大きな桜を眺めながらの生活は羨ましいほど・・。
マンサクとタムシバしか咲いていない早春の山から、早くも桜が咲く場所まで下りてきたのです。
植栽された枝垂桜が見事に咲いています。そして、そのバックに咲いているのは、素朴な山桜です。
これも民家のそばに植わっている桃でしょうね。桜も桃も一緒に咲いています。
この日は桜が満開の里からまだマンサクとタムシバしか咲いていない山の中まで、春探しのドライブとなりました。