検索によると下記のように書いてあります。
「植物研究家で城西高校神山分校技師の片山さんが、那賀郡など県内の計二カ所
で新種のユリ科の多年草を発見し、「トクシマコバイモ」と名付けた。
世界的権威がある英国王立キュー植物園発行の植物学会誌「ボタニカルマガジン」
に紹介され、正式に認められた。
トクシマコバイモは、花がやや角張った筒状鐘型で筒の部分は長さ一・三-一・五センチ、
直径約八ミリ。茎の高さは十-十二センチ。花弁の色は薄い茶色をしている。
片山さんが最初に見つけたのは一九九四年。三七年に見つかったアワコバイモ、
七六年に発見されたトサノコバイモと似ていたが、花の形などの特徴を詳細に比べて
異なることを確かめ、二〇〇四年秋までに元高知女子大の赤沢教授らに
現地調査を依頼。新種であることを確認してもらった。
片山さんは、赤沢元教授とともに学名を「フリチラリア トクシメンシス」と名付け、花の
特徴などの解説文を作成してキュー植物園に送った。その結果、昨年八月発行の
「ボタニカルマガジン」に写真入りで三ページにわたって紹介された。
植物分類学者の村田・元京都大講師は「一七〇〇年代から続いている学会誌
が採用したということは、新種と認めた証明」という。
片山さんは「気温の上昇による土壌水分の減少や開発による乾燥化、人の侵入などで
個体数が年々減少している」と絶滅を危ぐしている。 」
現在は「自然雑種である」と考えられているようです。
私は植物は好きで良く見て歩きますが、専門家ではないので、どこがどう違う?と言われてもよくわかりませんし、ただ思うのは、毎年、どの花も同じ場所で会えたらいいな~と言う思いだけです。
トサコバイモの実物をまだ見てないので、違いがよくわかりませんが、花の形がよく似ているそうです。
アワコバイモやトサコバイモと同じく花彼片には網目模様があります。色はアワコバイモよりも白っぽいです。
葯の色がトサコバイモでは紫色ですが、トクシマコバイモでは褐色のようです。
それにしても、検索をかけると私の二年前の記事が出てくるのは仕方ないにしても、「トクシマコバイモの苗、ソウ段に応ず」などというとんでもないサイトがあるのです。