この山にはヒナスミレが咲く場所が数箇所あって、4月には綺麗に咲いていたのですが、お天気が悪くて、まともな画像が一枚も撮れませんでした。
そこで、5月上旬に行った際に、もう一度ヒナスミレを見たいと思っていたのです。
ヒナスミレが群生する場所の少し上のほうで、このスミレを見ました。また、このスミレの少し上ではシハイスミレが咲くという場所です。
まだまだスミレ初心者の私は、このスミレを見て、ヒナスミレという可能性もあるかな?と考えました。葉の裏側も、紫色ではなくて緑色でしたし・・。しかし、スミレに詳しい方に見ていただいたところ、やはりシハイスミレだったのでした。
でも距だけはシハイスミレ独特のピンク色をしていますね。
距が細くてつんと上に上がっているのが、シハイスミレを美人にしているのでしょうか?
やっぱり距の赤さが目に付きます。
ヒメスミレはもっと低地で咲くものとばかり思っていましたが、標高1000mでも、咲くものですね。
ニョイスミレはありふれたスミレですが、こうしてアップで撮影してみると綺麗なスミレですね。
低山ではすっかりスミレの季節は終わっていますが、5月の初めは、このように標高1000mではまだまだスミレが楽しめるのです。