上のほうから撮影した全体像です。
花は黄緑色の小さい花が下向きに咲くので、撮影しにくいと言ったらありません。去年まではコンデジで悪戦苦闘していた花です。
めしべは4個、葯は黄赤色と図鑑にはありますが、私の画像では赤っぽくうちっていますね。
ヒャクブ科ナベワリ属。ユリ科に見えるが、花被片4個が二列に並ぶ。後方に見えている蕾のように見えるのが、花期が過ぎた花だそうです。
ナベワリ属は日本に2種、北米に1種あるだけだそうです。
葉が有毒で舐めると舌が割れるから「舐め割り」転じて、ナベワリになったと記載されています。
目立たない花ですから、見ても気付かない人が多いのでしょうね。
ヤマジノホトトギスの斑入りの綺麗な葉も、かなり大きくなっています。8月には花を見せてくれることでしょう。
かなり大きな蘭の葉も見ました。しかし、花が咲いてみないと、これも名前がわからないですね。
フタリシズカはどこででも見かける花ですが、5月初めにはこうして葉を展開し始めます。姿は仲間のヒトリシズカにやはり良く似ていますね。
ガク筒の口部がくびれるのが特徴です。
この仲間は地域によって、地制する種類が決まっているので、それさえ覚えておけば、間違うことはありません。葉っぱには雲紋があります。
見事なラインの入ったコンピラスミレの株ですが、残念ながら花は終わっていました。それか、今年は花が咲かなかったのかも知れませんね。
日当りの良い場所では、そろそろキンポウゲ(ウマノアシガタ)が咲き始めています。
5月初めに徳島や愛媛の山地をドライブすると、何十回も、このキンポウゲの群生を見かけるます。