春の小さな谷を歩く、その2、木々の芽吹き

今年の春からこっち、この場所には4度目です。

最初は芽吹きも始まってなかった沢筋の木々も、芽吹きが始まっていて、春の山はたった一週間見ない間にも、大きく変貌しています。

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沢の下流では、もう若葉といっても良いような色ですが、上流のほうでは芽吹き後、間もないようです。この小さな緑の点がだんだん大きくなって、5月末ともなると沢をすっぽりと木陰で覆ってくれるのです。自然林の素晴らしさです。

P4252471 ヒトリシズカは少し見頃が過ぎていました。この沢ではやはり4月中旬がいちばん綺麗ですね。

P4252285 この付近の山に多く見られるニッコウネコノメです。イワボタンの変種だそうです。

葉はとても地味な暗褐色ですが、花が咲くと上部が黄色のかたまりに見えて綺麗です。

P4252468 フイリヒナスミレの綺麗な葉っぱがたくさん見えますが、残念ながらこの日は花には会えませんでした。もっと花つきの良い場所があるので、次回そこで見たいと思います。

P4252409 葉に艶があり、河原に咲いているのでテリハキンバイでしょうか。春には黄色の小花を咲かせるキンバイの仲間も多いですね。

P4252308 マルバコンロンソウも花は終盤のようでした。

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フウロケマンが咲き始めています。こちらはこれからが見頃ですね。

P4252312 ホウチャクソウは咲き始めで、女流のほうではまだ芽が出て間もないという株でした。

ホウチャクソウが咲けば、なんとなく初夏というイメージが私の中にはありますね。

P4252388 中流より上ではヤマブキも咲き出したばかりです。

P4252378 アワコバイモはすでに実をつけた株ばかりでした。

P4252427 イチリンソウとニリンソウを見るにはほんとに良い季節でした。

P4252288 ツルカノコソウも沢筋では御馴染みの花ですね。

P4252467 清々しい芽吹きの様子がなんともいえません。

思わず、深呼吸したくなりませんか?

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