6月中旬に見た花、その3、サワルリソウとキクガラクサ

サワルリソウはムラサキ科の花の中では大きい部類に入るのではないでしょうか。

去年は見ることができなかったのが、今年は二か所で見ることができました。

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山地の木陰に生える多年草。茎は高さ50~80センチ。花序はムラサキ科の多くは先が巻いてさそり形となるとありますが、これもその例にもれずさそり形になっています。

P6171576 図鑑には青紫色~白色とあるのですが、私は白いサワルリソウしか見たことがありません。

P6171584 こちらはキクガラクサといい花の大きさは花径が7~8mmと小さい花です。

ゴマノハグサ科。

P6171585花のすぐ下に見えているのが葉っぱで、この葉っぱが唐草模様を思わせることからキクガラクサという名がついたようです。

3年ほど前に県内の山地で初めて見たとき、名前がわからず、なんという花なのか調べるのにずいぶん苦労したことを思い出します。

たいていは沢筋などの湿っぽい場所に自生していることが多く、香川ではそれほど珍しくはないようです。

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