山地の木陰に生える多年草。茎は高さ50~80センチ。花序はムラサキ科の多くは先が巻いてさそり形となるとありますが、これもその例にもれずさそり形になっています。
図鑑には青紫色~白色とあるのですが、私は白いサワルリソウしか見たことがありません。
こちらはキクガラクサといい花の大きさは花径が7~8mmと小さい花です。
ゴマノハグサ科。
花のすぐ下に見えているのが葉っぱで、この葉っぱが唐草模様を思わせることからキクガラクサという名がついたようです。
3年ほど前に県内の山地で初めて見たとき、名前がわからず、なんという花なのか調べるのにずいぶん苦労したことを思い出します。
たいていは沢筋などの湿っぽい場所に自生していることが多く、香川ではそれほど珍しくはないようです。