この散策で最初に車をとめたのは、真っ赤なイチゴの実が目についたからでした。
たわあに実っていますが、あまり食べられている風はなかったです。野イチゴに、毒があるものはないということだけは、知っているので、見かけると一応、口に入れてみます。
だけど、結果は…あまり美味とは言えませんでした。
その場では何というイチゴかわからなかったのですが、後で調べてみると、なんとこれがナワシロイチゴの実だったのです。ナワシロイチゴの実だけはあちこちでピンクの可愛い花を何度も撮影していたのに、実を食べたのはこれが初めてでした。
もう少し高いところで見かけたこのイチゴはクマイチゴのようです。
色は黒みがかった赤です。
味のほうはまずまずでした。
枝など見ると、れっきとした木本ですね。
オレンジ色の実をつけるナガバノモミジイチゴは、山に登る人ならたいていはご存知なのではないでしょうか。
勿論、野イチゴの中では一番美味しいイチゴです。
昨日は山は初めてという若い女性たちと山登りしてきたのですが、このナガバノモミジイチゴを味見して、皆、感激してましたっけ。