山では真白なオカトラノオの花に、これまた白いスジグロシロチョウがとまっていました。
いつまでも吸蜜をやめようとせず、その姿は初夏にふさわしいさわやかな光景でした。
オカトラノオは時に大群生している花ですが、不思議と花穂がいつも同じ方向にたなびいているように思います。ところが、この群生は手前と後方の花の群れとでは、たなびいている方向が反対で珍しいと思いました。
なかなか絵になる眺めでした。
ウツボグサはたいてい、山ではオカトラノオと同じころに見ます。
どちらも好きな花ですし、梅雨の明けきらない頃に見かける花ですね。
オカトラノオには蝶が止まっていましたが、ウツボグサにはハチがとまっていました。マルハナバチというハチでしょうか。
別の場所に咲いていたウツボグサですが、ここでもマルハナバチがいました。
よほどウツボグサの蜜が美味しいと見えますね。
ここでも飛び立つハチを撮影していました。シャッター速度を速くしないといけないのですが、そんなこと忘れてしまっていました。
昆虫が出てきたついでに、ブタナにとまっているキリギリスも・・・。
カメラに望遠レンズをつけておくと、虫たちを見つけた時には、とても楽しいですね。