見事な黄色の中に、そこだけ真っ赤なモミジが見えます。どうやら、大きな木にモミジが着生しているようでした。
黄色から赤までのいろいろなグラデーションの紅葉が混じり合ってほんとに見事です。
滝の前の岩の上で、山仲間のS君が私たちより一足先に着いて、すでにガスコンロで昼食を作っていました。
私たちが愛大小屋に行くことを話すと「それなら愛大小屋の様子を見てきて」と頼まれました。ということは、S君は今日は滝止まりなんでしょうか。こんな綺麗な紅葉ですから、紅葉を眺めてのんびりするのもまた良しでしょうね。
私たちもおむすびを一個食べて、これからの登りに備えます。それにしても、気温も結構高く、寒さは感じません。reikoさんのポカリと私のポカリを合わせて、ペットボトルを一本空けて、滝の水を汲みます。気温が思ったより高目で、水分補給がかなり必要なのと、愛大小屋で、ガスコンロでラーメンを作るつもりなので、水を持ち上げねばなりません。
11時に滝を出発します。ここからが大変だと聞いているところです。正念場ですね。
オーダーはマーシーさん、エントツ山さん兄弟、私、reikoさん、ペーコさんです。
この辺は去年、少し散策した場所です。
黄色いのはモミジでしょうか。とても素敵でした。
この辺りは黄葉が一番見事だった場所です。
画像左下の三裂した葉っぱがシロモジです。
11時3分、御来光の滝から直ぐの場所です。
落石の危険があるので、間隔を空けて登るように指示が出ました。
この日は天気が良かったので、ロープは無理になくとも上がれそうでしたが、水量があるとロープがあったほうが良さそうです。
でも、画像で見るほど大変な登りではありません。
この後、少しルートを外したりしましたが、直ぐに踏跡に戻りました。かなり鮮明な踏跡がついています。そして、後方から先ほどのパーティーがやってきました。おじょもさんのパーティーでしょうか。
少し上がったところで、尾根筋のような場所に出ました。
そこが本沢と愛大小屋との分岐のようです。時刻は11時28分。
うっかり、撮影しそびれましたが、画像に写っている大きな針葉樹の木が分岐点にあって、目印もありました。
おじょもさんたちはこのまま本沢を行かれるそうです。愛大小屋への登りは大変だよと、ここでも脅かされました。
ドウダンって真っ赤に紅葉すると思っていたら、黄色になる木もあるのですね。
シャクナゲも多かったので、春にはシャクナゲの花も見事でしょうね。
ほかの方が石鎚の山頂小屋が見えるというので、必死に探します。
どうやら画像中央の小高くなったところに小屋が見えているようですが、この時点ではほんの一部だけが見えています。
先ほどの分岐からは尾根筋の北斜面を歩いているようです。石鎚方面が時々、樹林の間から見えます。
御来光の滝までにも何度も見えたツルシキミもたまには撮影します。
エントツ山さんが、ここがビューポイントと教えてくれた場所から撮影した石鎚山頂方面です。
南尖峰と墓場尾根が見えているのだそうです。
それにしても、ここから見上げる石鎚の格好も独特ですね。
まるで双耳峰のように見えます。
やがて、踏み跡が尾根筋へと登っていきます。要所要所に赤テープもあるので、気をつけていれば道を外すことはなさそうです。
ここからは笹原になっています。これが噂に聞いていた、壮絶な藪こぎなんでしょうか?
最初はそれほど丈のない笹ですが、次第に背丈ほどの笹になってきました。
時刻は12時7分。歩き始めて、すでに1時間が経過しています。
尾根筋に出たので、西ノ冠山~二ノ森への稜線が見え始めました。
私の歩くペースが落ちたのか、前を行くエントツ山さんと10mほど離されてしまいました。
睡眠不足のつけがそろそろ出てきたようです。
一方、reikoさんはぴったりとくっついてきているので、こういう藪漕ぎ歩きに強いようです。しかし、ここの笹藪がすごいと聞いていたほど大変ではありません。
ルートもちゃんとあり、笹も一部刈られていて、筒上の県境尾根を歩いたときのように押し返してくる笹ではありませんでした。
この付近がいちばん苦しい登りだったですが、綺麗なモミジにずいぶん慰められました。
前を行く、エントツ山さんが、「あと5分で愛大小屋だよ」と声をかけてくれます。
かなり上がってきたようで、後ろを振り返ると、筒上の姿が見えてきました。
それまでのびっしりと繁った笹がないのがわかると思います。
面河道に対して垂直に突き上げるような感じで登ってきたわけです。
やれやれ・・・・ここからは一般道ですね。