奈半利まで走ってくるとそれまで55号線沿いに走っていたくろしお鉄道も見えなくなります。
もう5年前になるでしょうか、ネット花友さんたちと四国でオフ会をして、北川村にあるモネの庭まで案内したことがありますが、奈半利より東を走るのはこれが初めてです。
でも、思ったより早く室戸岬に着くことが出来ました。途中、車道沿いにハイビスカスの植え込みや木立アロエの植え込みが続いていて、いやでも南国ムードが漂います。しかも、以前にこの道を走った6月に咲いているのを見かけたハマユウの花がまだあちこちで咲き残っているのにもびっくりしました。
駐車場に車を停めます。師走も押し迫ってきた時期で、駐車場にはさすがに他の車は一台も停まっていません。
海岸散策は後にして、先ずは林の中を散策することにします。
水仙もかなり咲いていますが、大きな観葉植物のような葉にまず驚かされました。
足摺岬でも少し見かけましたが、そのときはてっきり観葉植物でも植えてあるのだと思い込み、撮影もしなかったのでした。
しかし、この巨大なサトイモみたいな植物はクワズイモといい室戸岬や足摺岬では自生しているのです。
タイキンギクの手前に見えているのがクワズイモの大きな葉っぱです。
途中で見かけた気になった葉っぱはやはり
ホソバイヌビワでした。ちゃんとイヌビワの実をつけています。
クワズイモの横でTさんにお願いして立ってもらいました。
草丈は2m半ほどもあります。こんなのが林の中にたくさん生えているのですから、瀬戸内では考えられません。まるでジャングルです。
因みにクワズイモで検索すると、やはり観葉植物としてのクワズイモがたくさんヒットしますから、足摺で私がクワズイモを見て、植栽されていると思ったのも無理はなかったのだと思います。
眩しいばかりの陽光にヤブツバキの花というのも、ちょっと不思議な感じがします。
春先にまだ雪がとけるかとけないころに咲いているヤブツバキを見慣れているからでしょうか。
赤くならずに白っぽいままの実は珍しいですね。
隣の実はすでに鳥か何かに周囲の実を食べられていて、中身だけが残っています。
香川の低山を冬に歩いていると、よく見る姿です。
足摺でも見てきたフウトウカズラです。足摺ではまだ赤く色付いていませんでしたが、12月下旬ともなると、こんな風に赤く色付くのですね。
コショウ科の植物です。
とにかく、周囲は緑、緑、緑・・・。12月とは思えないほどうっそうとした緑に囲まれています。
高知は暖かいのと雨が多いのとで、シダの仲間もずいぶん目に付きます。
うちの家ではとっくに実になっているイヌホオズキですが、ここではまだ花が咲いています。
高知は暖かいからか、どこにいっても野良猫が悠々と暮らしています。
石段の横に生い茂っているのもクワズイモです。
葉っぱの形が細いことを除けば、イヌビワと同じですね。
Rさんに分からないものが私にわかろうはずはありません。(^_^;
どうやらイチゴの仲間らしいということはわかりましたが、今まで見たこともありません。
帰宅してからRさんからホウロクイチゴと連絡がありました。
ツル性植物で茎にはトゲがあります。
暖地の海岸に生える常緑低木との事です。
香川の山では見かけないものばかりの中で、ヤブツバキだけが唯一香川でも御馴染みの花です。
Rさんが前もって知人から教えていただいていた情報で、この付近にはキジョランも多いとの事・・・なるほど、あちこちでキジョランの葉を見かけました。
キジョランはアサギマダラの食草でガガイモ科のツル性植物です。
イケマ、ガガイモはこれまでもよく見ていましたが、それと知ってキジョランを見たのはっ今回が初めてです。
ガガイモの綿毛とそっくりですね。