初めての室戸散策、その4、センリョウ

鬱蒼としたまるでジャングルのような樹林の中を登っていくのですが、海から潮鳴りの音がよく聞こえます。かなり上がっているはずなんですが、他の音がしないからかも知れません。

Pc196701

先ほどからトゲのある小低木が目に付いていて、たぶんアリドオシでは?と話していたのですが、初めて実のついたアリドオシが出てきました。株数自体はたくさんあるのですが、実がついた株はわずかなのです。アカネ科、アリドオシ属・・・いつかは白い花も見てみたいものです。

今までツルアリドオシは見たことがあったのですがアリドオシを見るのは多分これが初めてなのです。赤い実はセンリョウ、マンリョウ、ヒャクリョウといろいろありますが、アリドオシがたぶん一両の実なのです。この日は後に、センリョウ、マンリョウ、ヤブコウジ=ジュウリョウも見ることができ、結局、見ることができなかったのはヒャクリョウ=カラタチバナだけというラッキーさでした。

Pc196693 間近でフウトウカズラを見ることが出来ました。

エキゾチックという言葉がふさわしい姿ですね。

Pc196709 センリョウの姿も出てきました。

センリョウは今年1月にやはり高知の林で見かけましたが、それ以来です。

Pc196718 群生しています。

よくお正月の切花で売られているものは、実が異様に多いのですが、自生のセンリョウはいかにも自然の姿をしています。

ヤブコウジなどもお正月の寄せ植えように売っているのは、まるで造花かと思うほど実が多くて、山での姿を見慣れてい身としては驚きます。

Pc196720 鬱蒼とした林の中ですが、それでも上からわずかに日が射して、センリョウの実を照らします。

Pc196726 Rさんが珍しいものを見つけました。

花は終わっていますが、アケボノシュスランの花後の姿です。

初めて見ましたが、花は確か9月ごろだったはず・・・。ミヤマウズラとどことなく似ています。

Pc196731 そして、もう一種類、この花も見つかりました。

11月末に足摺岬でも見て撮影したのですが、名前がわからなくてアップしなかった花です。

Rさんがモロコシソウだと教えてくれました。

花はまるで造花のように白い小さな花なのですが、これは花後数ヶ月経っているからで、咲いて直ぐは黄色も愛らしい花のようです。

モロコシソウは花の時期は7月らしいです。サクラソウ科で、全草に方向があるようです。

Pc196738 近寄って撮影しますが、何しろ薄暗い樹林の中で、なかなかピントが合いません。

Pc196819 こちらは実をつけている株です。

Pc196728 先ほどからクネクネとものすごい樹形の木が目に付くのですが、これもなんという木なのかさっぱりわかりません。

とにかく香川ではほとんど見たことのないような木が多いのです。

勿論、常緑で、紅葉でもしていれば、紅葉の色などから樹種もわかるのですが・・。

帰宅してからRさんからタブノキだと連絡を頂きました。

Pc196785 暖地の海岸沿いに多い木で樹皮は八丈島では黄八丈の染色に使うそうです。

そうと知れば、名前も覚えられそうです。

何しろ樹形が独特だと思いました。

Pc196691 こちらはタイミンタチバナの花芽の姿です。

花もですが、見たことのないような樹木も、室戸の植生の大きな特徴だと思いました。

コメント(2)