スプリングエフェメラル、その3、アワコバイモ

コバイモの仲間も2月末に芽が出たと思ったら、あっという間に花を咲かせ、花が終わるとあっという間に消えてしまいます。やっぱりスプリングエフェメラルの一種でしょうね。

因みにスプリングエフェメラルとは訳すと「春の儚いもの」ということになるそうです。ephemeralを英和辞書で引くと「儚い、短命の、ただ1日限りの」などとなっています。

さすがに1日限りではないですが、春の花は1週間か2週間も咲いて、その後は株自体が跡形もなく消えるものが多いので、そういう風に呼ばれるようです。

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アワコバイモはこの場所ではまだ花には早かったようで、やはり、おちょぼ口です。完全に開花した姿には、まだ一週間ぐらいかかりそうです。

花の下のほうに緑色の一枚葉が見えていますが、これはアワコバイモの幼株の葉っぱです。一枚葉の株はまだ花を咲かせることは出来ません。

P3071689 株の周囲は、落ち葉が積もっていて、保護色みたいな感じです。慣れない目には、なかなか見つかりませんが、1株見つかると、次々と見つかります。

花が開けば、もっと見つけ易くなるのですけど・・。

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アワコバイモは見頃にはちょっと早かったので、撮影した画像の枚数が少ないので、ウグイスカグラの画像をアップしておきます。

ウグイスカグラも花の時期にはまだ少し早く、花は2,3輪しか咲いていませんでした。

花が咲く頃に同時に葉が展開するようです。

P3071746 花の色は野草には珍しい濃いピンクですが、小さな花なので可愛いと感じることはあっても、ピンクがうるさく感じることはありません。

P3071751 クロモジの花芽も今までは、目に付かないほど小さかったのですが、そろそろ膨らんできていました。

春は、そこまで来ていますね。

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