コバイモの仲間も2月末に芽が出たと思ったら、あっという間に花を咲かせ、花が終わるとあっという間に消えてしまいます。やっぱりスプリングエフェメラルの一種でしょうね。
因みにスプリングエフェメラルとは訳すと「春の儚いもの」ということになるそうです。ephemeralを英和辞書で引くと「儚い、短命の、ただ1日限りの」などとなっています。
さすがに1日限りではないですが、春の花は1週間か2週間も咲いて、その後は株自体が跡形もなく消えるものが多いので、そういう風に呼ばれるようです。
アワコバイモはこの場所ではまだ花には早かったようで、やはり、おちょぼ口です。完全に開花した姿には、まだ一週間ぐらいかかりそうです。
花の下のほうに緑色の一枚葉が見えていますが、これはアワコバイモの幼株の葉っぱです。一枚葉の株はまだ花を咲かせることは出来ません。
株の周囲は、落ち葉が積もっていて、保護色みたいな感じです。慣れない目には、なかなか見つかりませんが、1株見つかると、次々と見つかります。
花が開けば、もっと見つけ易くなるのですけど・・。
アワコバイモは見頃にはちょっと早かったので、撮影した画像の枚数が少ないので、ウグイスカグラの画像をアップしておきます。
ウグイスカグラも花の時期にはまだ少し早く、花は2,3輪しか咲いていませんでした。
花が咲く頃に同時に葉が展開するようです。
花の色は野草には珍しい濃いピンクですが、小さな花なので可愛いと感じることはあっても、ピンクがうるさく感じることはありません。
クロモジの花芽も今までは、目に付かないほど小さかったのですが、そろそろ膨らんできていました。
春は、そこまで来ていますね。