遊歩道の横の芝生の植え込みを見ていたら、スミレが早くも群生で咲いていました。
香川の低山でこんな咲き方をするのはナガバノタチツボスミレです。それにしても、2月半ば頃からナガバノタチツボスミレはちらほら見てはいたのですが、これほど群生しているとは思いませんでした。
海辺の山の陽だまりなので、暖かいのでしょうね。
そういえば、この山では、今までも何度か群生しているスミレを撮影しています。
展望台で、この日も眺めを楽しみますが、石鎚山系だけはうっすらと雲がかかってはっきりと見えませんでした。
画像は庄内半島の先端方面です。
手前の枯れ枝は桜の枝で、後1月も経てばピンクに染まるはずです。
道沿いにセントウソウが咲いていました。この春初見のセントウソウです。
低山でも高山でも見かけるように思いますが、小さい小花はいかにも春浅い季節の花という感じです。
私が良く歩く天霧山方面や善通寺五岳方面がはっきりと見えます。
帰りは夕方5時近かったので、スズシロソウをもう一度撮影するのには暗いかと思いましたが、3月ともなれば日も長く、西日を受けたスズシロソウは真っ白に輝いていました。
いつもは桜の花の時期に来るので、走出枝を伸ばしてしまい、やはり咲き終わりの感があるのです。
スズシロソウの初々しい姿を見るなら、3月初旬か、精々3月半ばが良いということがわかりました。
山を下ってから、海沿いの道を走っていると、ハマダイコンの白い花がぼつぼつ咲き始めています。
このハマダイコンも桜の花の季節には、道沿いを真っ白に染めるほど、咲きあがることでしょう。
我が家の畑にも、今の季節はヘリオフィラやバージニアストックといったアブラナ科の花が綺麗に咲いていますが、アブラナ科の花は早春に多いのかも知れません。