山頂で10分少し休憩した後、いよいよ下山にかかりますが、問題はこの日の下山ルートをどうするかです。時間の余裕がないときや、天気の良くないときは、トラバース道まで引き返し、赤石山荘経由で沢コースを下るのが無難ですが、この日は天気もまずまずだし、時間もまだあります。権現越から床鍋に下るのも良いかなと言う考えが強くなりました。権現越は2年前に昔の山仲間のS君たちと下っていますが、この日は単独なので、下山口から瀬場に置いてある車まで車道歩きしなければいけませんが、まあ、何とかなるでしょう。
山頂を東に向けて出発したのは12時38分です。
山頂からしばらくはシャクナゲなどのブッシュになっています。といっても、踏跡はあるので、ヤブ漕ぎなどということはありません。シャクナゲはもうほとんど終わっていますが、それでも探せば、まだピンク色をした花もありました。
少し広くなっているのですが、そこにはタカネバラのところでお会いしたワンちゃん連れの具夫婦が休憩をされていました。
カイナンサラサドウダンが可愛く咲いていたので、その撮影に一生懸命になっていたら、三角点の撮影を忘れました(^_^;
ワンちゃんが私の手に持った帽子をおもちゃにしたいらしく、取ろうとして傍にやってきてしきりにじゃれてきます。訊くと、まだ4歳の犬だそうで、遊びたい盛りですね。それにしても、犬にとっては標高差1000mの登りも苦にはならないんでしょうね。
三角点のある場所にはアケボノツツジの株もあって、早くも実をつけていました。
アケボノツツジの実の形はユーモラスな形です。
ご夫婦はこの後、前赤石まで様子を見に行って沢コースで下られるそうで、権現越に下る私とは反対方向に行かれるようなので、別れを告げて、東へと下ります。
今から下っていく東の方角には権現越の一部や二ツ岳方面が見えています。
八巻山付近でしか咲いてないとばかり思っていたユキワリソウが咲いていました。
見られると思っていなかったので、嬉しかったです。
岩の近くにはキバナノコマノツメとユキワリソウとのツーショットも見えます。
キバナノコマノツメはこの後も、かなり長い間、目にすることが出来ました。
花も見頃です。
低山に生えている普通のソヨゴと違い、ここ東赤石では岩場に生えていて、丈はわずか50センチほどです。
タカネバラとともに、東赤石の標高1400以上ではほぼ全山に見られます。
その手前の小さな葉っぱの木はコメツツジです。
ルートは東赤石~八巻のように赤ペンキなどもないですが、ほぼ稜線伝いについています。道を見失いそうな場所には小さな赤テープなどもあるので、じっくり見ながら進めば問題はないです。
標高はかなり下っているのですが、不思議とまだ咲いています。
やはり岩場が多いですね。
葉っぱが酸っぱければスノキだそうですが、齧ってみるのを忘れました。
赤い花が愛らしいですね。
岩と岩の間にこんな隙間が開いていて、そこから北面が見えます。鉄塔の立った尾根が見えるのが権現山から伸びている尾根です。
迫力があります。
手前の木はアケボノツツジのようです。
この辺りの山では、時折オオヤマレンゲを見かけますが、ここでも見かけました。
でも花芽はまだまだ固そうですね。