北アルプス最北の山旅、その15、ミズバショウ

先ほどからイワイチョウやリュウキンカなど湿性の花がボツボツ見られるな~と思っていたら、やがて木道の道へと変わりました。

後で知ったのですが、ここは「小桜ヶ原」と呼ばれるところのようです。

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湿原の中を緩やかな勾配で木道がついていて、辺りにはリュウキンカやハクサンコザクラが咲きはじめています。

1日目にお化けのように大きくなったミズバショウを見て、もう可憐なミズバショウは見られないかと思っていたのですが、なんとここで見ることができました。

それにリュウキンカの自生しているのを見るのは私は初めてだったのです。自宅で育てているので、鉢植えのリュウキンカは今年の春も見ましたが、自生でこれだけ一面に咲いているのを見て感激しました。

P7165071 正面には朝日岳がなんとものどかな山容で佇んでいます。

Ryuukinnka チングルマの白、リュウキンカの黄色、そしてハクサンコザクラのピンク・・・なんともメルヘンチックナ色合いにすっかり癒されながら歩きました。

昔もこの道を通っているはずですが、少しも記憶に残っていません。

P7165087 ハクサンコザクラの群生も見事です。

P7165093 振り返れば白馬方面も少し見え始めました。

P7165098 この姿を見ていると、あんなにでっかくなるなんて信じがたいですね。

P7165095 前方にちらりと二人組みの男性が見えました。

雪倉避難小屋で先に出発された初老の男性二人組みのようです。

上に大きく聳えるのは朝日岳で、このときはまさか今からこの山を登ることになろうとは思ってもいなかったのでした。

Sannkayou この辺りからは風もなく、この日でいちばん暑かったところです。

ここにきてキバナノコマノツメ、サンカヨウ、ユキザサ、ミドリユキザサなどを見かけます。

特にユキザサやミドリユキザサはずいぶん多かったです。

P7165136 淡い紫色のツボスミレを見かけたので、珍しくて撮影しましたが、これがミヤマツボスミレのようです。

それにしても7月半ばだというのに、スミレが次々と見られ、スミレ好きにはたまりません。

P7165154 12時55分、先を歩くYさんから、「ここから通行禁止で右に行くみたいです」とのこと・・。

私もこの説明書を近くまで行ってよく見れば良かったのに、よく読まずに、ちょっとした高巻きだろうぐらいと思ってしまったのでした。

P7165154_2 帰宅して画像を良く見ると小さく「水平道は」と書いてあります。

朝日小屋予約の際にもルーと状況を尋ねたのですが、特に問題ないということだったので、てっきり水平道は通れるとばかり思い込んでいたのでした。

後で訊いたところ、ここが水平道と朝日岳への直登道との分岐だったようです。

特に分岐を示す道標のようなものもなかったのですが、雪に隠れていたのかもしれません。

ここから右に入り、登っていきますが、私たちは単なる高巻きだと思っていたのに、それにしてはどこまでも登っていきます。

Maidurusou_2  このときの登りの下のほうで見かけたゴゼンタチバナ、マイヅルソウ、エゾノヨツバムグラ、サンカヨウです。

特にマイヅルソウはとても綺麗な群生でしたし、サンカヨウもここに至るまで、実は幾度となく見ていましたが、花はここで初めて見ました。

P7165164 いい加減、登りが終わりそうなものだけど、と思いながら登っていきます。何しろ、樹林帯の中でさっきまでの強風もこの辺りでは吹いてないので暑くてたまりません。しばらく登ると、あらら、白馬まで見えてきました。

こんなに登るのはおかしいなと思い始めたのはこの頃です。

どうやら、これは朝日岳に登る道かな?と思い始めたのはこの頃です。

道はあまり踏まれてないような道で、北アルプスの山道にしては珍しいです。朝日岳に登るマイナーなルートなんだろうか?などと思いながら登ります。

なんとか樹林帯が途切れたようで、展望が開けてきそうです。あそこまで登ったら何があるんだろう?と思って登ってみたら、あらまぁ、稜線を乗っ越してしまいました。どうやら朝日岳の稜線の北側に出たようです。

P7165171 稜線の北側に出た途端にノウゴウイチゴの花が咲いていました。

P7165172 そして、これも1年ぶりで見るオオバキスミレが咲いているではありませんか。

登りの疲れもこれで吹っ飛びそうでした。

P7165177 色の淡いシラネアオイも咲いていて・・・・・。

P7165179 後ろを振り返ると、午前中に越えてきた雪倉がでっかく見えています。

P7165184 そして北東の方角には妙高方面が見えています。

左から焼山、火打、妙高、そして手前が雨飾のようですね。

P7165185 シラネアオイもあちこちで咲いていて、ここではシナノキンバイとツーショットで咲いていました。

P7165189 サンカヨウもこの付近は咲いたばかりでとても綺麗です。

ちょっと前まで雪が積もっていたんでしょうね。

中にはサンカヨウ、キヌガサソウ、シラネアオイの三種類が直ぐ近くで咲いている豪華絢爛な場所もありました。

P7165193 歩いてきた道があんなに下のほうに見えます。

ということは、もう400mほどは登ってる??

これなら朝日岳山頂もそう遠くはないはずですね。

P7165182 稜線の北側には雪がべったりくっついていますが、雪の上を歩く場所はほとんどなく危険なことはありません。

Hakusannkozakura 雪のとけた後にはミヤマカタバミ、ハクサンコザクラ、イワカガミなどが可憐に咲いていて、長い登りなんだけど、花に癒されながら登り続けます。

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