いい加減登ったな~と思うのですが、まだ山頂には着きません。
Yさんはかなり前を歩いていますが、私は相変わらず、目にとまった花を撮影しながらマイペースで登ります。かなりの高さに登ってきたので、また風が出てきて、暑さは感じなくなりました。
これが風のない日なら、午後になってから、こんな500mもの登りがあったら、きつくて大変なところでした。涼しい日でほんとに幸いでした。
もう見飽きるほど見たキヌガサソウですが、ここでもこんなに群生で私たちを迎えてくれました。キヌガサソウを見飽きたなんて贅沢ですが、このコース、ほんとにあちこちで見かけるのです。
地味ですが花が咲いています。
初めて見る花ですが、どこかのサイトで見せていただいて名前がなんとかわかりました。
クロウスゴです。
ツツジ科スノキ属です。スノキの仲間はどれも良く似てますね。
でも良く見ると味わいのある花です。
富山の道標はどうも丈が低いようで、これでは雪に隠れて見えなかったはずです。
高さ60センチほどです。普通は道標というと目の高さにあると思っていましたが・・。
朝日岳の山頂付近で見かけたオオバキスミレ画像をまとめてみました。
同じ花を何度も撮影したのは、それぞれ雰囲気が少し違っているような気がしたからです。
このときはどれもオオバキスミレだと思っていましたが、帰宅して調べてみるとミヤマキスミレというのもあるようです。
葉が輪生しているのがミヤマキスミレだそうですが、そんなことも知っていれば、もっと近くで観察出来たんでしょうね。
検索していると、朝日岳のオオバキスミレについて、こんな興味深い考察も見られました。
エンレイソウも何度も見かけたのですが、ここでようやく撮影しました。
四国でも見られる花はどうも後回しになってしまいます(^_^;
山道のわきにノウゴウイチゴがびっしりと咲いているところもあって、やり過ごすことが出来ません。
どうもこの系統の花が好きなのです。
斜面に黄色いシナノキンバイとピンクのサクラソウが咲いています。
ハクサンコザクラにしては色が濃いし、今まで見たハクサンコザクラとは環境が違うところで咲いているので、おかしいな~と思いよく見たら、はっぱが違いました。
何より、はっぱが違うので、直ぐにわかりました。
これも初見ですが、以前、掲示板で見せていただいたことがあるので直ぐに名前がわかりました。オオサクラソウですね。
初めて見る花だし、これからも見る機会があるかどうかわからないので、何枚も撮影しました。何しろ、この道は翌日はもう通らないのですから・・・。
さらに嬉しいことに、その少し上ではヒメイチゲまで見つけました。
大好きな花がどんどん出てくるので、登りも全然苦になりません。現金なものですね。(^_^;
まだ花芽ですが、7月にウメバチソウを見たのは初めてです。
季節がわからなくなります・・。
後ろを振り返ると白馬や雪倉が見えます。今日一日であそこから歩いてきたと思うと、自分で自分を褒めてやりたい心境です。
でも、まだ後1時間、朝日小屋までの下りがあります(^_^;
結局、山頂に着く頃には白馬がガスに隠れたので、これがこの日最後に見た白馬の姿となりました。
山頂直ぐ手前にはツマトリソウヶ固まって咲いていて、これも見過ごすことが出来ません。
朝日岳の山頂はだっだぴろいようで、最後はほぼ平坦な道を歩きます。
栂海新道や蓮華温泉への分岐を通過しました。
結局、考えてみれば、二時間半の間、休憩入れずに登ってきたわけです(^_^;
Yさんはとっくについていて、待ちかねてました。
山頂の道標もまったく変わってしまいましたね。
上天気もどうやらこれまでのようです。
Yさんが体が冷えたというので、私のほうもほぼ休憩なしで、即、下り始めました。
なだらかな山頂でしょう?
ミネズオウ、ツガザクラ、イワカガミ、アオノツガザクラなど・・。
ピンクの筋の入った可愛いコミヤマカタバミも一輪だけ見ました。
白馬近くからでさえ赤い屋根が見えた朝日小屋ですが、ガスがかかり始めて、この日はこれを最後に見えなくなってしまいました。
この後、あまりにも小屋の姿が見えないので、道を間違えたかと、一瞬、不安になったりしましたが、道は一本道で間違いようもないのでした。
オオバキスミレやらキヌガサソウ、ノウゴウイチゴ、サンカヨウなどが咲いている道を下っていると、小屋の若い男の子たちとすれ違います。
小屋までもうすぐだそうです。やれやれ・・・。
ショベルを持ってすれ違っていった男の子たちは、どうやら蓮華温泉への下りの途中の雪渓にステップを切りに行ってくれていたようです。
この道を歩くつもりだったのが、1山越してしまいました・・・・。
小屋の近くにはコバイケイソウがたくさん咲いていましたヶ、すっかりガスに巻かれてしまいました。
ニッコウキスゲも咲いてるのですが、ガスでぼんやりとしか見えません。
ガスの中でもこれだけ見事ですから、晴れていたらさぞやと思われるチングルマです。
白馬を出てから10時間経っています。水平道が使えなかったことを考えれば、まだ早く着いたほうでしょうかね、
やれやれ・・さすがに足が棒のようになりました。
受付を済ませ、2階の部屋に通されましたが、その夜は2階から階段を下るのが、筋肉痛で痛かったです。(^_^;
白馬大池からずっと一緒なコースだった九州のパーティーは私たちより30分遅れで、やはり水平道が通れなかったことをぶつぶつ言いながらも、着いたようです。年齢は私たちよりどうみても10歳近く上なので、10時間以上の行程はさぞ大変だったことでしょう。
夕食は小屋の女主人の心遣いで、見た目も美味しそうな夕食でしたが、Yさんの食欲がなくて、ちょっと心配しました。でも、これも小屋の心遣いで食膳にワインをいただき、それを飲んだら、Yさんの不調も少し良くなったようで、ほっとしました。前夜、白馬であまり眠れなかったのが原因のようでした。私はといえば、良く眠れるようにということと、ロングコースを歩いた自分へのご褒美にビールを1缶いただきます。
夕食後の天気予報では翌17日は雨とのことでっしたが、これは下るだけですから雨でもどうということはないでしょう。下りたら蓮華温泉も待っていますし・・・。
その夜も8時前には寝てしまったようです。