白馬大池周辺はとても良い所だと、同行のYさんが事前に調べてきていて、泊るのを楽しみにしていたところです。確かに池のほとりにはまだ雪渓が白く残り、湖畔に佇む赤い屋根の小屋は、翌日、稜線から見下ろしてもとても素敵でした。
池の西側には翌日登る予定の白馬方面へのなだらかな稜線が見えています。まだ雪がべったりとくっついていて、すでに雪がとけてしまった場所ではハクサンコザクラやチングルマといった花が咲いています。
大池山荘の東側は小高い山になっていて、これがどうやら白馬乗鞍岳のようです。
栂池のほうからゴンドラに乗り、その後3,4時間ほど歩いてもこの白馬大池には来られるそうで、白馬周辺はスキー場が多いので、ゴンドラやリフト利用で登っている人もほんとに多かったです。
小屋で受付をします。翌日は白馬岳までの短い歩きなので、翌朝の朝ご飯もお願いします。お昼は白馬山荘で食べても良いので、お弁当は頼みませんでした。行動食はたくさん持っているし、ガスもコッフェルも持参しているので、食べ物には不自由しないはずです。
小屋に到着して、部屋に案内していただき一息ついていたら、直ぐに夕食の準備が出来ました。食堂でカツカレーの夕食を頂いたのですが、この日はばて気味だった私は水分を摂りすぎたためか、食欲が今ひとつでした。小屋には10人ちょっとの宿泊者がいたようで、同じテーブルについた方は新聞社のカメラマンの方だったのですが、ライチョウの写真を撮りに来られたそうです。ものすごいカメラをお持ちだったので、持たせて頂いたら、なんと重さはレンズ込みで2,3キロはあろうかというすごさです。住所を教えていただいたら、その方が撮られたライチョウ写真の載った新聞を送ってくださるというのですが、そこまでご好意に甘えるわけにはいかないので、さすがにお断りしました。
夕食後に、池の周囲を散策しましたが、夕方6時過ぎの明るさではさすがにまともな画像にはなりませんね。
この夜は小屋の部屋に二人だけで、前夜の車での仮眠の疲れもあってか、20時前には良く眠れました。
あまりに早く寝すぎたので、二時半には目が覚めてしまいました。それ以上眠れなかったので、しばらくはじっとしていましたが、少し外が明るくなり始めた4時半頃、カメラを持って外に出てみました。
午前4時半頃の様子です。
どうやら二日目もまずまずのお天気のようです。
ハクサンコザクラは花の名前を知らなかった学生時代にも知っていた花で、これだけは昔の山歩きでも御馴染みの花でした。
でも、一昨年、昨年と歩いた双六方面ではハクサンコザクラはあまり見かけなかったようで、やはり雪の多い山に咲く花なんですね。
後方のピンクはもちろんイワカガミですね。
5年前に行った八幡平以来で見るイワイチョウも咲き始めています。
そして、夏のアルプスには必ず咲いているハクサンイチゲもあちこちで見かけます。
ハクサンイチゲはあまりにもどこにでも咲いているので、最近は見かけても撮影することが少なくなってしまったほどです。(^_^;
チングルマも群生で咲いていますが、あえてイワカガミとツーショットで撮影してみます。
他の宿泊者の方たちは誰も出てきませんでしたが、勿体無いですね。
山でこんなに綺麗な夜明けを迎えられるなんて、とても貴重な時間だと思いますが・・。
思う存分、朝の空気を楽しんだら、小屋に帰って朝食を食べ、パッキングを済ませました。
前日の二の舞にならぬよう、ウエストポーチの中の物を減らし、なるべくザックに入れます。
この日の行動時間は短いので、水分もあまり必要ないでしょう。持って上がる水分は粉末を溶かしたポカリを500mlと水を500mlだけにしました。