山頂は誰もいなくて、貸切状態です。
途中で、私たちが休憩しているときに、先に登っていかれた高知の3人のパーティーの方たちとは、トラバース道付近ですれ違ったのでした。勿論、高知の方たちはすでに下られてて、私たちは登りです(^_^;ずいぶん時間をかけて登っているなと思われたことでしょうね
でも、おかげで、山頂では二人だけなので、ほんとにのんびり出来ました。
前の週に山頂で咲いていたキバナノコマノツメは、もう花が終わっていて、代わりに前の週には咲いてなかったイワキンバイが一輪、咲いていました。
東赤石にいちばん最初に登ったのは、確か末っ子がまだ小学生で、今は関東で働いている息子が大学一年の夏でしたから7,8年前のことです。末っ子がなかなか歩かず、苦労したのを憶えています。その初めての東赤石の山頂を踏んだときもイワキンバイが咲いてましたっけ。
前の週よりはいくぶん山なみも良く見えていて、肉眼ではかすかに石鎚も見えますが、撮影は無理みたいです。
Nさんは記念に、八巻山のほうを向いて、後姿の写真を撮りたいと仰るので、シャッターを押して差し上げます。
帰りのルートをどうするか、休憩しながら考えました。Nさんがお疲れのようなら、トラバース道に一旦下って、赤石山荘経由で、沢ルートを下るということも考えていました。また、トラバース道を権現越に向かうということも可能です。
Nさんの体調は悪くなさそうで、それほど疲れの色もなさそうなので、思い切って前の週と同じ稜線伝いのルートを下ることにしました。このコースが花もいちばん多そうに思えたからです。
13時26分、下山を始めます。
先週は赤い実を見かけたクロソヨゴですが、今回は白い花が咲いていました。
小さい花ですが、可愛いです。
前回はここでワンちゃんがいたので、つい三角点の撮影をしそびれたのでした。
今からこの稜線を下って行きます。
岩の陰にキバナノコマノツメとユキワリソウが咲き残っていますが、やはり前の週に比べると、花の盛りを過ぎている感じは否めません。
タカネバラのメインに見に来ると、どうしてもそうなってしまいます。
でも、代わりにと言ってはなんですが、コウスユキソウが咲き始めているようです。
自宅でハヤチネウスユキソウと言うのが咲いていますが、コウスユキソウはそれよりも草丈が低く、こじんまりとしていて可愛らしいです。
この前より、葉っぱがより銀色になっています。
東赤石の山頂方面を振り返るとこんな風に岩場と針葉樹に覆われています。
道はブッシュの中を進んだり、そうかと思えば、岩場を下ったりします。
樹林の中を歩いていると、ゴゼンタチバナが見えました。
先週は見た覚えがないので、この一週間で咲いたようです。
去年はゴゼンタチバナをとうとう、この山で見ることができなかったので、今年は見ることができて嬉しかったです。
アルプスでは毎年、あちこちに咲いているのを見られますが、四国の山ではここでしか見たことがありません。
幾つもの尾根が重なっているのが見えます。
山頂から200mほど下りましたが、ここでもアカイシヒョウタンボクが咲いていました。
コメツツジの花はNさんはどうやら初めてご覧になるようです。
マクロレンズで覗き込んで「シベが赤くて綺麗・・」と感心していました。
このお花は肉眼では小さすぎて、私もモニターで確認すると、意外と綺麗だなと、いつも思います。
ここで、樹林の方に下っている道が見えていて、前の週はそちらに下ったのですが、今回は岩場にタカネバラやイワキンバイが咲き始めているので、岩場経由で下ってみます。
岩の上を少し進むと、岩の上にタカネバラが一輪、顔を出していました。
この光景は覚えがあります。
そう、2年前に昔の山仲間のS君たちと権現越に下ったとき、やはりこの岩場で、これとまったく同じバラを見ていたのでした。
周囲にはこんな光景が広がっています。