一つ前のイワタバコの記事と後先になりますが、8月12日、県内の山に行ってきました。
7月3日にユウスゲを見に行った山です。
ユウスゲはもう花が終わっているかもしれないと思っていましたが、どっこい、まだまだ咲いていました。まだ花芽がありましたので、8月いっぱいは楽しめそうでした。約二ヶ月にも渡って咲くなんて、花期の長い花なんですね。
今回は少し早めに行ったので、ユウスゲの自生地は後で立ち寄ることにして、他の場所を先に回りました。ユウスゲは恐らく夕方4時ごろでなければ開花しないだろうと予測したからです。
その読みは当たったようで、行きにもユウスゲの咲くところを少しだけ通りましたが、そのときはまだ開花していませんでした。午後3時40分ぐらいに、ユウスゲの咲く場所に来てみたところ、開花が始まっていました。
県内にはいくつかユウスゲが咲く場所があるようですが、夕方から朝早くに掛けて開花するのが幸いして、あまり人には知られてないようです。綺麗な花ですから、咲くことが知れると、盗掘対象になるかもしれませんが、今のところはユウスゲを見に来て人に出会ったこともありません。
淡いレモンイエローの花は、ほんとに清々しい色合いで、こんなに綺麗な花がまだまだ里山に咲いていることを喜ばなければいけませんね。
いつもは反対側から自生地に来るので、どの辺りまでユウスゲが咲いているのか確かめたことがなかったのですが、今回は反対側から来たおかげで、どこまで咲いているかがわかりました。
思っていたよりかなり広い範囲で咲いているようで、しかも去年は咲いてなかった場所でも見かけました。
種はユリの花の種のように薄くて軽い種なので、風に乗ってっ飛ぶのではないかと思います。
この山にユウスゲが咲くと知ったのは、4,5年ほど前に秋に来ると、実がなった花後の株を見たことからです。
草丈が1m半もあろうかというその大型の株にはまるでユリのような実がなっていて、でも、それほど大きいユリはこの辺では咲かないし、ウバユリは大きいけど、こんなひょろひょろした株ではないしと考えていたら、ユウスゲに思い当たったのでした。
ユウスゲの花は1ヶ月以上経っても変わらずに咲いていましたが、変わったのは一緒に咲いている花です。
一ヶ月前に咲いていたオカトラノオやウツボグサはすっかり花が終わり、代わってツリガネニンジンやワレモコウが咲き始めていました。
ツリガネニンジンは花冠の長いのや短いの、個体差が激しいです。
良く見ると、ちゃんと花の形をしていますね。
やはりこの辺りの里山には多くて、春先には特徴的な葉っぱを良く見かけるので、その場所に秋に行くと出会えることでしょう。
こういう花を見ていると、暑くてもやっぱり確実に秋が近付いているんだな~と感じます。
コオニユリとツリガネニンジン、ユウスゲの実のスリーショットです。
夏の夕方の散策も良いものです。