剣山から次郎笈に向かう道は今まで少しだけは歩いたことがあります。次郎笈峠の手前に分岐があって、その分岐から西島へと向かう巻き道がついていて、この巻き道利用で西島まで行ったことが何度かあるのです。でも、そこから向こうはまだ歩いたことがありません。
ここを下るのは5年ぶりぐらいかな~などと考えながら下っていると、綺麗なコオニユリが目に飛び込んできました。
この日歩いた稜線上では、ほかのどこにもコオニユリは見られなかったのに、おあつらえ向きに次郎笈をバックに咲いているではありませんか。
勿論、何枚もこのユリの花を撮影しました。草丈はわずか25センチぐらい。コオニユリとしては驚くほど低いですが、風がきつい稜線上ですから大きくなれないのでしょうね。
やがて、西島からの巻き道が見えてきました。丁度、夫婦連れらしい方たちが歩いてきます。
そのご夫婦はこちらには来ずに(そりゃそうですね)次郎笈のほうに向かって歩き始めました。
11時34分通過です。
アザミだけは時折咲いていますが、アザミの同定は実が手で、名前はわかりません。
また道が稜線の南側についてますが、南側の沢の源頭部から涼しい風が吹き上がってきて、とても気持ちが良かったです。
そして、笹原の道を格好のいい次郎笈を見ながら歩く稜線歩きはほんとに気持ちが良いですね。
自分は稜線歩きがやっぱり好きなんだなと思いました。
ここで、この日は見られないかと思っていたコモノギクが咲いていて嬉しくなりました。
コモノギクはいつもは一ノ森から剣山頂方面に向かう笹原で見ていますが、この日はそちらのコースには行かないので、見られないかと思ってました。
稜線上には木はほとんどないのですが、たまに低木が生えています。
これはノリウツギですね。この日は車の窓からもたくさん見ましたが、夏の山ではほんとに良く見かける花です。
これを見ると8月の山という感じがします。
11時50分、次郎笈峠を通過します。
これを右へ行くと三嶺方面への巻き道です。次郎笈山頂を通らない道ですね。
水場があるようで、ちょっと興味がありましたが、これを見るのはまた別の機会にしましょう。
次郎笈の山頂から二人ほど下ってくる人がいます。
ぼちぼちと登っていると、コメツツジの見頃はとっくに終えた株がありました。
そばにはツルギミツバツツジの木も見えます。
左に目をやると、深い谷になっていて、地図を見るとジロギュウ谷と書いてあります。そして、この谷の直ぐ下がホラ貝の滝になっているようです。
笹腹の中にこんなランがありましたが、残念なことに花が終わっています。
三嶺方面は、山頂にガスがかかってしまいました。ウ~ン、残念。
笹が薄くなっているのが丸石でしょうか。
12時15分、次郎笈山頂に到着しました。
初めての次郎笈山頂です。
先客は先ほど巻き道から来られたご夫婦だけでした。
行動食を少し食べて、後は地図と首っ引きで。山を確かめます。
この稜線は中東山に登るときに白髪山方面から見ているのでわかります。
山腹を走っているのは剣山スーパー林道でしょうか。
後からまたご夫婦が1組登ってきましたが、山頂表示を勘違いしたらしく、山頂を通り過ぎて、しばらくして引き返してきました。
「ここが次郎笈?」と訊かれたので「そうです」と答えます。
このご夫婦、以前にも次郎笈にきているそうですが、ガスっていたので手前の分岐を山頂と勘違いしたのだとか・・・。
↑画像がその勘違いしたという分岐の場所です。ガスっていると、確かにここをピークと間違いそうですね。実際はほんの50mばかり南に歩いてきた場所が山頂です。
12時30分、ご夫婦に続いて私も下山することにしました。