イヌセンブリを最初に見たのは2005年のことでした。
散策をしているとき、たまたま見つけたのでした。
その年の少し前にセンブリを見ていたのですが、センブリと似ているけど、どこか違うな~と思い、帰宅して調べるとイヌセンブリでした。
その後、、毎年、同じ場所に見に行っていますが、年々、株数が減っているので、行く度に「今年は咲いているだろうか?」ととても心配です。
イヌセンブリは私の図鑑には「湿地に生え」とありますが、この場所も絶えず湿っている場所です。
花冠は直径2~3センチとありますが、私が毎年見に行く場所のイヌセンブリの花は、とても小さくて花冠の直径は1センチほどしかありません。草丈も20センチほどでしょうか。
前の記事でアップしたキッコウハグマほどの大きさの花です。
淡紫色のすじが裂片にはあるとありますが、このすじの色も、私にはグレーのように見えます。
他の場所でイヌセンブリを見たことがないので、比較の仕様がありません。
普通は5深裂していますが、センブリも4弁のものや6弁のものを見かけるので、個体差があるようです。
センブリと違うのは蜜腺溝のまわりの毛が長いことで、要するに花の中央がもじゃもじゃなんです。
茎が弱いのか、よく倒れこんでいる姿を見かけますが、この株はしゃんと立っていました。
葉はセンブリのように先端が尖りません。
毎年、イヌセンブリの葉を少し齧って、苦味を確かめてみようと思うのに、忘れていましたが、今年はちゃんと覚えていて確かめてみました。
センブリの葉は二度ばかり齧ったことがありますが、飛び上がるほど苦く、その後一日中、口の中の苦味が取れず難儀しましたが、イヌセンブリは齧ったときは苦味を感じますが、5分も経てば、苦味が消えます。
あの苦味がセンブリの薬効成分でしょうから、イヌセンブリの薬効はやはりセンブリに比べると、かなり落ちるようですね。
センブリは2年草でムラサキセンブリは1年草だそうですが、イヌセンブリは1~2年草だそうです。
条件が良ければ、種が落ちてから1年後に開花するということでしょうね。
香川ではセンブリは里山などでまだまだたくさん見かけますが、イヌセンブリの自生地は私もここしか知りません。
これから先も、何とかこの場所で咲いてくれることを願っています。
フユノハナワラビも秋になると、あちこちの里山でよく見かける植物です。
地味な植物ですが、これを見ると「もうそんな季節になったのか」と感じます。
イヌタデも珍しくない花ですが、群生していると撮影してみたくなる花です。
そこいら中に生えているので、いわゆる雑草の類でしょうが、画像に撮るとなかなか華やかなイメージで、雑草とも思えません。
コミカンソウの花の季節にはこの場所に来たことがないのですが、花は実よりもずっと地味で小さそうですから、きっと、見ても気づかないかもしれません。
実は直径2.5ミリです。
美味しそうに見えますが、実際はとても小さいのです。
秋の花ばかりを並べましたが、同じ日、同じような場所では早くも春の花のホトケノザとハコベが咲いていました。
温暖化のせいか、ここ数年、ホトケノザは秋から冬にかけてもしっかり咲いています。