1年を通した私のスケジュールの中で、一番大事に思っていて、一番気にかかっているのが、7月の本州遠征です。
7月に本州の山々に登るのを恒例の行事にしてから、早くも6年が経ちました。毎年、まだ梅雨明けするかしないかと言う微妙な時期に登っていますが、今年の白馬行きはメインの日が風は強かったものの快晴に恵まれると言う幸運さでした。
白馬~雪倉~朝日というコースは、花好きな方なら、是非、一度は歩かれると良いコースだと思います。
この山行では実に100種類を超える花に出会ったのではないでしょうか。
何と言っても今年の白馬山行でもっとも印象に残っているのはウルップソウです。
実を言うと、実際に出会うまでこの時期、この白馬にウルップソウが咲くなんて、調べてもいなかったし、突然の出会いだったので、それこそ天にも昇る思いで撮影しました。
青い花は昔から大好きで、ウルップソウも何かのポスターで見たことはありましたが、まさか出会えようとは思っていなかったのでした。
ツクモグサもやはり、名前ぐらいは知っていたという程度で、やはり白馬に咲く花ということは知りませんでした。
もともと、7月のアルプス行きは花も楽しみにしていますが、どちらかというと山歩きに比重を置いているからです。
オキナグサもまだ見たことのない私が、ツクモグサを先に見てしまうというのは幸運以外の何物でもないんでしょうね。
ミヤマオダマキも以前、北岳で見たことはありましたが、今回は見事な株をたくさん見ることができました。
雪倉岳の下りでは、こんな撮り方をしてみました。
岩礫地に点々と咲くクモマスミレにも心惹かれましたが、このときはまだタカネスミレだとばかり思っていたのでした。
まるで園芸種のワスレナグサみたいな花、ミヤマムラサキも今回初めて見た花でした。
四国では石立山でしか見られないというムシトリスミレですが、白馬付近では毎日のように見ました。
まるで私の好きなイングリッシュデージーを髣髴させるような可愛い花、ミヤマアズマギクも勿論初見の花だったのです。
はるか昔の学生時代に、妙高で群生を見たシラネアオイですが、この夏はシラネアオイもあちこちで見ることができました。
今年歩いたコースの魅力は蛇紋岩地を初めとした特殊な地質、そして、乾燥した砂礫地、高層湿原など、様々な環境を歩くことで、多種多様な植物が見られたことです。
これは湿原で咲いているリュウキンカとミズバショウです。
ここでは雪解けが終わったばかりで季節は春なのです。
色合いもまるで春そのものでした。
これも雪渓の縁で雪が融けると同時に咲きあがって来る花ですね。
豪雪地帯で御馴染みのキヌガサソウもあちこちで見ることができました。
いちばん大きな群落は朝日岳の直登コースで見かけたのですが、これはしんどい思いをしたご褒美なのでしょうね。
今まで名前だけしか知らなかったオオサクラソウにも初めて会えました。
一際濃いピンクが特徴です。
毎年、7月半ばにもまだ桜を見ることができると言う贅沢さ・・・。
ミネザクラは高山で咲くサクラなんですね。
ハーブのチャイブに似ていると思いました。
最終日の朝日岳から蓮華温泉への下りも、多種多様な花を見ることができましたが、雨のため良い画像が撮れなかったのと、画像の数が多くなりすぎるので、ニッコウキスゲのみアップしてみます。
今年の白馬山行は私の一生の山歩きの中でも花の多さとハードコースだったのとで、印象の強い歩きになったのは間違いありません。