この日はガスコンロもコッフェルも持参していたのですが、山頂もそれほど寒くはなく、帰りの時間も気になるので、持参したテルモスのお湯でカップヌードルを作り、それに久礼で買ったアナゴ飯を食べれば、文句なしです。
お腹もいっぱいになったところで、石鎚方面の展望はどこから?と思ったら、背後に高さ10m以上はあろうかという、どっかい展望台があったのでした。なるほど、ここに上れば良いわけですね。
展望台に登ると、ばーんと山々が見渡せました。
先ず、西の方角には見覚えのある風車が見えます。四国カルストに行く途中に見える風車に違いありません。ということは、風車があるのが鶴松ヶ森のようですね。
そしてその後ろにそびえるのが不入山でしょうか?そのまた後方に見える雪に覆われたのが四国カルストの天狗ノ森などのようです。
山頂が真っ白に雪で覆われた山は、何かレーダーみたいなのが見えるので、中津明神山でしょうか?
明神山や大川嶺にはまだ登ったことがないので、今ひとつ確信がもてませんが・・。
そして真北の方角が石鎚山系で、石鎚は斜面が急なのであまり雪がついていません。
筒上のドームはもう何度も登っているので間違いようがないですね。
中央の一番高いのが石鎚ですが、ズームをいっぱい使っても、このぐらいが限度でした。
でも、見えただけまだ運が良かったのでしょうね。
標高675m、蟠蛇ヶ森より100mほど低い勘定です。
虚空蔵山の山頂もアンテナが立ち並んでいて、丁度香川の大麻山と良く似ています。
視線を南に転ずると雄大な太平洋ですが、生憎と霞んでいるのが残念。
須崎の町も良く見えます。
山と海の眺めを堪能したところで、14時30分、下山にかかりました。
冬の山歩きでは御馴染みの馬酔木の花芽が赤く色づいています。
帰り道にもやっぱり、コショウノキの花を撮影せずにはおれませんでした。
この前日に香川の山地でもテイカカズラのサヤを見ましたが、まだ赤く固いままでしたが、ここではすでに茶色くなってサヤが弾けて種が飛び出すところでした。
葉っぱも青々としていて、秋みたいです。
ここからは畑や集落の中を通ります。
来たときと同じ道を歩くのはつまらないので、少し道を変えて歩いてみます。
サネカズラの実の取れかかったのが見えます。
すでに小鳥などについばまれた後かも知れません。
民家の近くまで下りてくると、畑の傍らでユキヤナギがちらほらと咲いていますが、紅葉した葉っぱとの取り合わせが綺麗でした。
香川ではキカラスウリの実はよく見ますが、高知ではこの赤いカラスウリの実を良く見ます。
少し方角を西に取りすぎていたので、車道に出てから東を目指します。
ここにも小さな神社がありましたが、桑田山神社はもっと下にあります。
登りのときに登ってきたのと同じ里道に出たのでこれを下ります。
下山し終わる頃になったら皮肉なことに青空が出てきました。(^_^;
登山口に咲いている、見慣れないツバキの花です。
下りは撮影もほとんどしなかったので、1時間半足らずでくだってきました。
思ったより早く下山できたので、帰りの道中がずいぶん気が楽でした。
一日のうちに、海岸の花を見て、それから低山ではありますけど山に1つ登るという欲張ったプランでしたが、思いのほかすんなりと予定がこなせて、十二分に楽しめた高知行きでした。
今まで12月には4度も来ていますが、1月の高知訪問は初めてで、どのぐらい花が咲いているのか何の情報もなく訪れたのですが、冬の高知はやはり私たちの期待を裏切らず、海辺でも山でも被写体が満載で、新春早々から楽しい歩きとなったのでした。