香川の山にキビヒトリシズカという花が咲くというのを知ったのは3,4年前のことだったでしょうか。それ以来、私にとってはいつか見てみたい花の1つとなっていました。
私の手持の図鑑、山系ハンディ図鑑「山に咲く花」には小豆島で撮影された写真が載っています。また、いがりまさしさんの植物図鑑・撮れたてドットコムには旧財田町で」撮影された画像が載っています。
そして、二年前に購入したレッドデータプランツにも香川県で撮影されたキビヒトリシズカが掲載されています。
そのうち必ず見ることが出来るとは思っていましたが、とうとう、その日がやってきました。
この場所は、3月末から是非行かねばと思っていた場所でした。
近くの山に行くついでがある度に立ち寄ろうと思いながら、時間がなかったりで、行くことが出来ずにいました。
実は2年ほど前にも、香川の山奥でフタリシズカのまだ開花してない株を見たのを、キビヒトリシズカと勘違いしそうになったことがあります。それほど、見たくて見たくて気が急いていたのでしょう。
花の時期はヒトリシズカより遅れて咲くと書いてあるものが多かったのですが、この場所が日当たりが良いせいか、普通のヒトリシズカと時期的にはそう変わらないように思いました。
偶然にもこの日、同じ山の半日陰の場所でヒトリシズカのほうを見ましたが、花の咲き具合としてはほぼ同じでした。
こちらが↑のキビヒトリシズカを見たのと同じ山で同じ日に撮影したヒトリシズカです。
同じ山の環境の異なる場所で、二種類のヒトリシズカを見られたという偶然に、驚くやら嬉しいやらでした。
両者の違いは葯のつき方などにもあるのですが、マクロレンズをもってないので、細かい部分が撮影できていません。
花糸の長さはヒトリシズカに比べるとずいぶん長くて、8~12ミリほどもあって、一目でヒトリシズカと違うのがわかります。
図鑑などには草丈もヒトリシズカより大型で30~50センチになるとありますが、ここのものは土地が痩せているからか30センチもないように見えました。
葉は4枚が輪生状に対生します。
まったく同じ大きさの株が2株並んで咲いている様子が可愛かったです。
岩の前の日溜りで風を避けるように咲いているキビヒトリシズカです。
この場所にはこれからもきっと毎年、通うことになるでしょう。