やがて、見覚えのあるキレンゲショウマの自生地にやってきました。
この自生地のことを知ったのはもう5年も6年も前のことになります。けれども、最初の頃は筒上は尾根道しか歩くことがなくて、この巻き道を歩くことがなかったのです。というのも笹倉湿原から登るというバリエーションルートを歩くことが多かったからかもしれません。
去年は秋に手箱まで単独で歩いたとき、キレンゲショウマの花後の姿を見ましたが、開花時期にここに来たのはこれが初めてです。1度、ここのキレンゲショウマを見てみたいと思いながら、すでに5,6年が経っていたわけです。
ロープが張ってあって、花は向こう向きに咲いているので、撮影が難しいなと思ったいたら、山道のほうを向いて咲いている株がありました。
キレンゲショウマを撮影するときって、3度に1度はガスがかかったような天候のときが多いですが、この日は快晴だったので、珍しく、陽射しの中で花を撮影できました。
以前の剣山ほどの大群生ではないにしても、1つ1つの花の美しさは同じです。
この花は、花芽が一度に着くわけではなく、徐々についていくので、同じ1株の花でも1ヶ月ぐらいにまたがって咲くようです。
したがって、花の時期がかなり長いと思います。
また、咲き終わった花は下に落ちて、株に咲き殻が残るということもないので、終盤の時期に眺めても綺麗なものです。
実になった姿も綺麗です。
光の加減が少し違います。
剣山のキレンゲショウマ自生地でも沢山咲いているヒナノウスツボです。
石鎚山系でもあちこちで目にします。
剣山ではあまり見かけないですが、石鎚山系には咲いているオオバヨメナです。
分布は四国と九州だけのようです。
舌状花が長く伸びて下垂しています。
それまで誰とも会わなかったのが、キレンゲショウマの自生地まで来ると、1組の夫婦連れの方にお会いしました。
それでも剣山に比べると、はるかに静かなものです。
ノグルミの木の向こう側には瓶ガ森林道がはっきりと見えています。
標高1500m付近を横切っているので、眺めは素晴らしいです。