どちらも花数の少ない貧相な株ですが、2種類のトリカブトの花がツーショットで咲いているのは珍しいと思い、撮影しました。
というのも、四国の山ではシコクブシは良く見かけますが、サンヨウブシは梶ヶ森以外ではあまり見かけないように思うのです。少なくとも私は、他の山では見たことがありません。
それに、花の時期が少しずれていて、サンヨウブシが咲き終わる頃にシコクブシが咲き始めることが多いようで、どちらも綺麗に咲いている時期というのはあまりないように思いました。
サンヨウブシは「有毒種がふつうのトリカブト類のなかで、数少ない無毒の種のひとつ」とあります。
初めて梶ヶ森でサンヨウブシを見たのは4年も前のことですが、そのときはシコクブシの色の淡い個体なのかな?ぐらいにしか思っていませんでした。
それが、無毒のトリカブトと知って驚きましたが、名の由来は山陽地方で発見されたかららしいですが、実際は山陰地方に多いとか。
こちらはシコクブシですが、まだまだ花芽の多い株が目立ちました。
剣山など高山では8月後半にはすでに綺麗に咲いていましたが、ここは標高1000mちょっとの場所なので、花も遅いです。
サンヨウブシとシコクブシの両方の比較的綺麗な状態が見られたのは、今回の収穫でした。
誰かが「カツラの木」というので、見上げると、ほんとに大きなカツラの木が頭上に枝を繁らせていました。
栗と良く似たトチの実です。
たいていは動物に食べられているのですけど、たまに綺麗な実が落ちているので、拾ってきました。
懲りずに、ポットに埋めておくつもりなのです(^_^;
滝の横の岩肌にはイワタバコがびっしいりと着いていますが、花はもう終わっていました。
真名井の滝から上は鉄梯子やかなり急な岩場の登りが少しあります。
梯子はまるで垂直についているかと思うほど、勾配が急です。
画像を撮り忘れましたが、この急登をしばらく登ると、東屋があって、天狗ノ鼻方面行きと山荘方面行きとの分岐があります。
この東屋で、最初の休憩を入れることにしました。早朝に食べたきりで、早くもお腹が空いてきたので、何か食べようということになりました。
このメンバーでの山行も何度目なのかで、女性3人、男性1人ですが、和気藹々としたものです。
休憩後、再び歩き始めますが、いつもはそのまま天狗ノ鼻に向かうのですが、今回はまだ歩いたことのない山荘行きの道を辿ってみることにしました。尾根筋を辿る天狗ノ鼻行きの道とは対照的に、山荘行きの道は、一旦、沢筋まで下ります。
タカクマヒキオコシは香川の山では時々見かけますが、石鎚山系などでもミヤマヒキオコシは良く見かけますが、タカクマヒキオコシにはあまりで会いません。
私も久しぶりで見たように思いました。
関東の陣馬山で見てきたオオバショウマがここ、梶ヶ森でも咲いています。
この沢沿いの道は、苔も青々としていて、とても雰囲気の良い道でした。
私の推測ですが、この沢は梶ヶ森山頂の少し下にある龍王の名水から流れ出た沢なのではないかと思います。
最近、雨が降った様子もないのに、これだけの水量があるのは湧き水だからかなと思いました。
今度は尾根筋を登るようです。