梶ヶ森は、中2のときに母校の中学から集団登山で連れて行ってもらった山で、中1のときに登った笹ヶ峰とともに、私の人生の中でいちばん初期に登った山らしい山といえます。
それまでにも、父に連れられて、初のワラビ狩り、秋のキノコ採りなどで里山にはしょっちゅう登っていましたが、夏でも高い山では朝晩が寒いのだという体験は、この頃からすでに体験済みだったわけです。
昔はアンテナなど山頂には建ってなかったと思いますが、今ではアンテナが数本も立っている山として、遠くからでも直ぐにそれとわかる山です。ここ数年は秋に登ることが多いです。
今年は山友達のTさんに誘われて、同じく山仲間のKさん、野草友達のRさんと一緒に19日に行ってきました。
この日は素晴らしい天気に恵まれて、山頂からは三嶺など剣山系の山が良く見えました。今まで7回ほど来ていますが、梶ヶ森でこんなに素晴らしい展望が得られたのは、初めてのことでした。
当日は6時に集合して、私の車で出発しました。
歩きは龍王の滝からなので、山頂までは2,3時間コースで、時間的な余裕はありますので、行きはPAでコーヒーブレークを取りました。
PAに車を入れた途端、辺りの草むらで黄色い花が咲いているのが見えました。
どうやらヤブツルアズキの花のようです。
コーヒーブレークの後は早速撮影会となりました。(^_^;
実を言うと、去年まではこの手の花を見ても、ノアズキなのかヤブツルアズキなのか、はっきりとはわかっていませんでした。
しかし、今回はつい半月ほど前にノアズキを見たばかりなので、相違点がはっきりとわかります。
こちらは9月上旬に見かけたノアズキの花ですが、ヤブツルアズキの花は横に広いのだそうです。
それに何より、葉の大きさが違います。
ヤブツルアズキの葉はノアズキの花よりかなり大きめです。
何よりはっきりした相違は豆果の違いで、ヤブツルアズキの豆果は線形で無毛とありました。
これに対してノアズキの豆果は広線形で短毛が密生するとあります。
その記事を読んだときから、ヤブツルアズキとノアズキの豆果を見てみたいものだと思っていたのが、こんなに早く願いが叶いました。
画像の豆果を見る限り、これはヤブツルアズキにちがいありません。
栽培種のアズキのサヤをまだ見たことがなかったので、検索したところ、ヤブツルアズキのサヤにそっくりです。
因みに、アズキはヤブツルアズキを改良したものと言われているそうです。
もう少し熟していれば、豆を採取してきて来たかったところでした。
大豊インターで高速を下りて、国道32号をしばらく北上した後、京柱峠方面行きの439号に入ります。
大豊インター付近からしばらくは吉野川から発生したと思われる川霧が漂っていましたが、しばらく走っているうちにガスも消えてきて、好天が期待できそうです。
香川の平野部では、その頃はまだ咲いてなかったヒガンバナが梶ヶ森の山麓では早くも咲きあがっています。
しかし、いつも梶ヶ森を訪れる時期より10日ほども早いのと、今年の秋の花が猛暑のために遅れているのとで、龍王の滝の駐車場までは、咲いている野草をあまり見かけませんでした。
途中であまり止まることなく走ったおかげで、8時20分頃には龍王の滝の駐車場に着きました。
左に少し見えているのが展望台です。
先ずは滝まで歩きますが、滝付近はハガクレツリフネがすごく多いのです。
キバナアキギリやヤマジノホトトギスなども咲いていましたが、滝の周囲は薄暗くて、撮影した画像はずべて没でした(^_^;
滝の周囲を散策するRさんです。
滝からしばらく山道を登っていくと、間もなく定福寺奥の院を通過し、その先はごろごろ八丁経由山荘行きの道とシャクナゲの森を経由して天狗の鼻行きの道に分かれます。
私達は、いつもの天狗の鼻方面への道を歩きます。
奥の院からしばらくは道はトラバース気味についています。
山道沿いに、初々しいアキチョウジが出てきました。
赤いミズヒキの花も見えています。
アキチョウジはこの秋の初見なので、嬉しくて何枚も撮影してしまいました。
だいたいがブルーの花が好きなので、ブルーの花を見ると、ついつい何枚でも撮影してしまいます。
まだまだ咲き初めなので、後1月ほどは楽しめそうです。
ハガクレツリフネもいっぱい咲いていて、これは花の時期が早いので、さすがにいつも切るときより花が多かったです。
いつもだと花が終盤で見苦しくなっていることが多いオオマルバノテンニンソウも比較的綺麗に咲いていました。