晩秋の里山めぐり、その2、秋の芽吹き

今年の夏は植物にとっては過酷な夏でした。

丸一ヶ月ほども雨が降らず、気温の高い日々が続きました。

そのせいか、晩秋だというのに、青々と芽吹いている木々が目に付きました。

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本来は4月に策マルバアオダモの花まで咲いています。

Pb191071 花に近づいて撮影するのは春だと難しいと思っていましたが、あまり丈の高くない株だったので、直ぐ近くで見ることが出来ました。

Pb191092 こちらはイブキシモツケの新葉です。

木々の紅葉が始まっていて、今からそろそろ落葉しようかという時期の芽吹きです。

何か周囲とそぐわない印象を受けました。

自宅の木々でも夏の暑さが厳しいと葉をすべて落としてしまうことがあります。

枯れたのかと思っていると、秋になってから新しい葉を出したというのを何度か目にしました。

この山では青々とした若葉を出したイブキシモツケをかなり見かけました。

山の木々にとっては、さぞ、厳しい夏だったのでしょう。

Pb191086 サンショウの仲間が赤い実をつけていますが、そのときは名前が出てきませんで、帰宅して調べてようやくフユザンショウだたっと思い出しました。

何年か前に実を食べたことがありますが、眠気がすっ飛ぶほど辛い実だったのを思い出します。

Pb191058 向かいの山に目を移します。

コナラがうっすらと色付いてきています。

いつも思うのですが、わずか500Mほどの山は思えないほどの迫力ある斜面です。

Pb190889 実はこの日は登りの道中で若いお坊さんたちと一緒になりました。

どこから?と尋ねると、高野山からおでになったとのことでした。

その若いお坊さんたちが向かいの山の鎖場を登っています。

Pb191053 遠くに、山を下ってくるお坊さんの黒衣が見えています。

若いので、まるで飛ぶように下ってきます。

Pb191103 次々と下ってこられます。

足取りが軽いですね。

この山は弘法大師さんとは切っても切れないご縁のある山ですから、高野山の若いお坊さんたちもきっと、お大師さんと一緒に下っている気持ちだったことでしょう。

Pb191112 鞍部まで下ってきたら、ビワの花が咲いていました。

ビワの花は晩秋から初冬にかけて咲きます。

Pb191118 急坂を下っているとオトコエシのハナがまだ咲き残っていました。

Pb191121 ハリギリの葉も黄色く色付き始めています。

Pb191135 淡く色付いたバックの木々に、点々と黒く写るのはノグルミの実で、これも今の季節の風物ですね。

Pb191139 ウドの実もすっかりあき色に染まって、なかなかの風情でした。

Pb191142 嬉しかったのは、この山では絶えてしまったかと心配していたアキチョウジの花が綺麗に咲いていたこと。

今年はいつまでも暑かったので、低山では11月も末の開花になったようです。

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