足摺岬から、今度は野生のサザンカを見に行きます。
走り出してしばらくしたとき、Tさんが「車を停めて!」と叫ぶので、慌てて車を停めました。
ビロードムラサキみたい、と言うTさんの指差す方向を見ると、そこには紫の実が見えました。
後になって、わかったのですが、この実はもちろんオオムラサキシキブです。
オオムラサキシキブの実を見るのは3年ぶりです。たぶん07年に大堂海岸に行ったとき以来ですね。近づけない場所に生えているので、望遠で撮影します。普通、庭植えされるムラサキシキブはコムラサキのことだそうで、オオムラサキシキブは暖地にのみ自生する珍しい樹木です。
近づけませんでしたので、07年に大堂海岸で撮影したオオムラサキシキブの画像をアップしてみます。
ムラサキシキブよりもかなり実のつき具合なども良いみたいですね。
葉も大きいです。
今年見かけたオオムラサキシキブは夏の暑さがこたえたのか、少し実が少ないようですね。
黄色い花を見かけて、思わずシマカンギク?と勘違いしましたが、近づいたらヤクシソウでした。
先ほどまで海辺のアゼトウナばかり見ていたので、アゼトウナとも間違いそうですが、葉を見れば違いは歴然です。
去年ははるか山口県まで出かけて、ホソバワダンを見てきましたが、アゼトウナ、ヤクシソウ、ホソバワダンは花だけ見ている分には、さっぱり見分けがつきません。
一昨年よりもたくさんのサザンカガ咲いています。
まずは、一輪を撮影します。
野生のサザンカは花弁は細長く、形も不規則な形をしています。
今回は咲き始めではありましたが、開花株も多く見られ、ほんとに良いときに見られました。
サザンカの株の向こう側には一回り大きいヤブツバキの株がありました。
花メモずいぶん膨らんでいましたから、12月末ごろだと白いサザンカと赤いヤブツバキが一緒に見られるかも知れません。
きっと素敵な眺めでしょうね。
後方に見えるのは、青々とした照葉樹林です。
とてもこの時期の山とは思えない眺めですが、高知に来ると毎回、圧倒的な緑に驚きます。
余談になりますが、我が家の庭にも一本のサザンカの木があります。
30年近く、庭の松の大木の陰になっていたため、花を見たことがなかったのが、松を切ったら、その後、花をつけるようになりました。
↑画像と、この下の画像は我が家のサザンカです。
今年も花芽がいっぱい上がっていますが、そのサザンカが野生のサザンカの面影を残した花です。
ちょうど、足摺に行き始めて、足摺に野生のサザンカガ咲くと言うことを知ったころから咲き始めました。
原種に近い花が庭に咲いてくれると言うのはうれしいことですね。
足摺のサザンカに別れを告げて、もう帰路についても良かったのですが、後ひとつ、ここまで来たら、見に行かねばということで、頑張ってまた一走りしました。
3年前と2年前に、たまたま通りがかって見かけたツメレンゲの大群生です。
時刻は、夕方5時近くになりました。
いかに日の長い西の地とはいえ、この日は午後から薄曇だったので、ISOを最大に上げての撮影となりました。
しかし、2年前に見たときよりも、ツメレンゲの数は一段と多くなっており、もう少し明るい中で、ゆっくりと見たかったです。
ハマなでしこもまだまだきれいなピンクで咲いていましたが、いかんせん、時間切れとなりました。
まだまだ思いを残しての高知散策となりましたが、5時にUターンして、帰り道につきました。
帰りは最小限の休憩を取っただけでしたが、それでも帰宅は9時を回り、やはり足摺岬は遠いと実感したことでした。
しかし、行く度に魅力を再発見する高知散策でもあります。