今年の猛暑は9月になっても一向に収まる気配がなく、秋の野山の花も開花が大幅に遅れていたように思います。
そんな中、9月中旬には、大学のときに所属していた山岳同好会の大規模な集まりがあって、上京しました。東京の雑踏を歩くだけでは気が進まないので、東京在住の友人と陣場山に登ってきました。この時期に関東の山を歩くのは初めてといってもよいぐらいです。
懐かしい友人と一日ゆっくりと山歩きができただけでも嬉しかったのですが、途中でシモバシラの花を初めて見ることができました。四国でも咲くらしいですが、関東の山で初めて出会えたというのも何かの縁ですね。
シモバシラも以前から一度は見てみたいと念じていた花です。
関東と四国、遠く離れていても共通した花も見られますし、クサボタンやタマアジサイといった四国では見ることができない花も見られました。
山頂ではビールを飲み干せるのも、電車で登山口まで行くという都会の山登りスタイルならでは、ですね。
一見、改修工事が行われたとはわからない大隈講堂の前で、総勢500人近いOBで記念撮影をしたのです。
来年秋は巻機山で集まろうという同期の山仲間たちの約束は期待してもいいのでしょうか。
まだまだ、現役バリバリで働いている人も多いですが、そろそろ山を思い出して欲しいものです。
ユーモラスな名前がぴったりの姿でした。
でも、ブルーのマメ科の花は珍しいですね。
10年以上前から存在は知っていましたが、ここ2,3年、見ることができませんでした。
山友達のTさんが開花時期を知らせてくれたので、いい時期に見ることができました。
ツルニンジンも例年だと8月末には見かけますが、今年は開花が遅かったようです。
でも、いつもと変わらないシックな花で私たちを迎えてくれました。
他の山ではあまり見られないサンヨウブシがここではたくさん咲きます。
開花が遅れていたアケボノソウですが、何とか見ることができたのでした。
ちょっとした田んぼの畦などにクロバナヒキオコシがまるで雑草のごとく茂っているのには感激しました。
これも初見の花でした。
オミナエシは8月末の阿蘇、10月の四国の低山でも見ましたが、ほろ島の山間部で咲いていたものをアップします。
吾妻山ではマツムシソウが草原のここかしこで咲き誇っていました。
8月末の九州でも見かけたナガミノツルキケマンを、広島の山間部ではその特徴的な果実も見ることができました。
もちろん初見の花です。
普通のキケマンの仲間は春に咲きますが、ナガミノツルキケマンだけは秋まで花が咲くという珍しいものです。