ビジターセンターの駐車場は除雪がしてありますが、平日だからか先客の車は一台のみでした。画像にうつっている軽四は管理人さんの車だと思います。このビジターセンターは管理人さんがいつも綺麗に掃除されていて、この日も綺麗にお花を生けてくださっていました。
スパッツをつけたり、山靴に履き替えたりと準備を済ませて歩き始めます。
最初はワカンもアイゼンもつけませんでしたが、この高めの気温ではアイゼンの出番はなさそうです。
Eさんはこの日は雪上作業用でしょうか、長靴着用でした。
雪の深いところでは長靴が威力を発揮するらしいです。
道路の上の雪は除雪されているせいで、去年よりむしろすっきりしています。
雪解け水がかなりの量でした。
しばらく平坦な道を歩くと、やがて沢から離れて尾根筋を登るような感じになります。
辺りは珍しい天然の杉林になっています。
ここ毛無山は自生の杉が生えているんですね。
この辺りから、ところどころで雪が緩んでいて、足が潜るようになってきました。
トップを歩くTさんはもともと軽量級だというのに最近のジム通いでますますスリムになったか、涼しい顔で登っていきますが、後に続く3人は交代に足を潜らせて、そのたびに悲鳴が上がるのでした(^_^;
大岩の横を通りますが、去年はここに何か道標があったはずだと思いますが、今年は雪が多くて埋もれているようです。
やがてブナが見えてきました。ブナが出てきたら、そろそろ5号目付近のはずです。
ブナの周囲だけぽっかりと雪が解けて穴が開いていますが、これは「木の根開き」と呼ばれるそうで、季語にもなっているそうです。
木は水を吸い上げていて、木の周りだけ雪よりも温度が高いからと考えられているそうです。
去年は今年よりほんの少し早い2月21日にこの毛無山に来ているのですが、去年はこの穴は見ませんでしたし、ブナの枝には霧氷がついてそれは綺麗でした。
今年はここ数日続いた高めの気温のせいで、すっかり春山のようになっています。
ブナ林になってからは結構な急登になっていて、とっくに上のシャツは脱いだのですが、それでも汗ばんでしまうぐらいです。
6合目辺りで水分補給のために短い休憩を入れることにしました。時刻は11時です。
Tさんと私は、この休憩を利用して、ワカンをつけることにしました。
私は1月の石鎚行きの前日に慌てて行きつけのアウトドアショップで買ってきたのですが、石鎚では出番がありませんでした。
なので、ワカン装着は学生時代以来です。昔のワカンは木製とか竹製だったのですが、今のはアルミ製なんですね。
私自身のワカンはただいま行方不明なんですが、学生時代の山仲間のS君が送ってくれた画像にワカンが写っていたので、アップしてみます。
手入れは亜麻仁油を塗るそうですが、それにしても40年近くももつものなんですね。
確か大学3年のときの春合宿で、北八つの縞枯れ山に登ったときでしょうか。
みんなワカンとスパッツもつけてますね。
昔はスパッツは雪山に行くときだけ装着してましたが、編み上げになっていて、装着に手間取ったものです。
このときは天気が良くて風もなく、雪山と言ってもそれほど寒くはなかったのですが、1年のときの春合宿は強風でものすごく寒く、マイナス25℃ぐらいでした。このとき、雪上訓練の一環として、雪の上にテントを張って1晩寝たのですが、ありったけのものを着てシュラフに潜ってもまんじりとも出来なかったのが記憶に残っています。冬場の山は天気がよいのと悪いのとでは天国と地獄ほどの違いがあります。