シャクナゲやイワカガミなどを見ながら歩いていると、筒上の尾根道分岐には直ぐに着きます。
この日は尾根道の分岐には10時23分に着きました。
ゴヨウツツジは分岐からすでに咲いています。
尾根道の最初のほうの株は、この前の台風の雨と風にやられたか少し咲き傷んでいるようですが、登るにつれて傷みの少ない綺麗な花が現れて来ました。
筒上にゴヨウツツジを見に来るのはこれが4度目ぐらいですが、青空を背景で見られることはなかなかありません。
この日も天気予報では午後からは曇りといっていたのに、予報は良いほうにはずれ、時間が経つに連れて天気が良くなってきたのです。
青空背景だとゴヨウツツジの花の白さが引き立ちます。
アケボノツツジと違い、花が咲くときには葉も展開した後なので、緑の葉の中で咲いているのが、肉眼ではとても清楚で綺麗なのですが、撮影となると難しい花です。
いろいろな撮り方を試みるのですが、なかなか肉眼で見た美しさが表現できないですね。
何枚か並べてみます。
ゴヨウツツジの季節にこのコースを歩かれるのは初めてというEさん、Hさん、Rさんの3人は株の多さに圧倒されたようでした。
この尾根道はゴヨウツツジを嫌と言うほど堪能できるコースなのです。
ゴヨウツツジは別名、シロヤシオ、マツハダとも言われます。
太平洋側の山地に生息するツツジで主にブナ帯に見られるそうです。
この筒上山にもブナが多いです。
四国ではアケボノツツジはあちこちの山で見られますが、ゴヨウツツジのほうはアケボノツツジほどいろいろな山で見られるわけではないようです。
稲叢山、手箱山、中東山などで株を見ていますが、筒上のゴヨウツツジは裏年があまりないようで、毎年、それなりに咲く場所だと思います。
私にとっては、毎年見たい花のリストの上位にある花です。
ゴヨウツツジももちろん、見事なのですが、この日のように天気に恵まれると、ブナの新緑の美しさも際立ちます。
新緑と真っ白のゴヨウツツジのおかげで、全員、気分も高揚しまくりなのでした。
筒上の尾根道は花の美しさでさほど気にはなりませんが、結構な急登で、尾根の基部から山頂まで一気には行けません。
シャクナゲに気をとられていて気付かなかったのですが、Rさんに言われて、ツクバネソウが咲いているのに気付きました。
花柄が曲がって、まるでうつむくように咲いているツクバネソウは、ウナズキツクバネソウといって、石鎚山系などだけで見られる珍しい花です。
この固体などはずいぶん深々とうなだれていますね。
皿ヶ嶺では花柄がほとんどないヨコグラ型ツクバネソウを見ましたし、今年はいろいろなツクバネソウを見ています。
つい最近では6枚葉のツクバネソウを見かけました。