初めてのアルプス単独行、その6、イタドリヶ原

今回の山行ではガスコンロとコッフェル、食料等を多めに持っているので、水が補給できるところは、あまり多くの水は持たずにおこうと考えていました。

ここ秩父沢も雪解けの冷たくておいしい水が豊富に流れているので、新穂高を出るときには水分は1リットルしか持たなかったのです。その代わり、空のペットボトルを持参して秩父沢の水で粉末のポカリを作るつもりでした。

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休憩してる間にも、下から1人、2人と登ってきます。

画像いちばん奥に見えるぼんやりとかすんだ稜線は穂高連峰の稜線なんですよ。しかし、残念ながら一つ手前の中崎尾根しか見えません。

P7260234 上を見上げると、少し上に雪渓が残っているのですから、流れる水が冷たいのは当然ですね。

そういえば、4年前にはこの付近はまだ雪に覆われていて、橋もかかっておらず、高巻きをして苦労したところです。

夏道がすんなりと通れるということは有難いものですね。

普段はポカリが美味しいなんて思ったことないのに、ここで作ったポカリはこの上なく美味しくて、しっかり飲んで英気を養いました。

8時37分、今度はシシウドガ原辺りを目指して登り始めます。

P7260239 見たことがあるような花です。

ミヤマニガイチゴですね。

P7260241 10分も歩かないうちに、今度は秩父小沢を渡ります。

ここも清流が流れています。

P7260245 ミヤマカラマツの花が初めて出てきました。

P7260246 小さな滝状の流れを背景にミヤマキンポウゲが咲いています。

P7260251 サンカヨウの株も出てきましたが、思っていたとおり、すでに実をつけていました。

サンカヨウの花は雪解け直後に咲くようで、雪が解けてしまってかなり経った今では、花を見るのは難しそうです。

もっと標高の高い場所で何とか見ておきたいものですが・・・。

P7260253 オオバミゾホオズキです。そろそろ、亜高山の花が出てきたようですね。

P7260255 ハクサンシャクナゲはいつも見る場所で咲いています。

いつも見る場所というのは石の道をトラバース気味に歩くところです。

P7260256 稜線が3重に見えていますが、奥の稜線が槍から穂高への稜線ですね。

P7260258 やっぱり亜高山帯の花である。ゴゼンタチバナが出てきました。

この付近で2000mほどはあると思います。

P7260259 ズダヤクシュはすでに種になり始めています。

P7260261 これはツリバナの花ですね。四国では6月初めの剣山で見ています。

P7260263 オオヒョウタンボクの白い花もまだ咲いているようです。

P7260266 この頃になると、下ってくる人とのすれ違いが多くなりました。

中には30人という大所帯のパーティーもありました。ツアーで来ている人たちでしょうね。

岩の上では、6月の東赤石で見かけたヒメレンゲが咲いています。

P7260281 イタドリが多くなってきました。そろそろイタドリヶ原かな??

P7260282 上方にはまだ雪が残っていますが、あいにくと稜線はガスっていて見えません。

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思ったとおり、9時20分にイタドリヶ原に出てきました。

P7260286 先ほどのツリバナに対して、今度はクロツリバナが見えます。

これは四国では見たことがありません。

P7260291 エンレイソウの花も何とか咲き残っていました。

P7260292 花の時期がとっくに終わってますが、キヌガサソウも出てきました。

花が緑っぽく変色しています。

P7260296 思いがけずテンナンショウの仲間まで咲いていました。

どうやらカミコウチテンナンショウのようですね。

P7260302 ミヤマキンポウゲの花も群生で見られるようになって来ました。

P7260303 ズダヤクシュとオオバミゾホオズキが仲良く咲いていて、ここではズダヤクシュもまだ花が咲いています。

P7260304 わさび平ではすでに赤い実をつけていたマイヅルソウがここでは綺麗に咲いていました。

途中で、鏡平の小屋の方が草刈をしながら下ってこられたので、シシウドヶ原までの距離を尋ねたら、後20分ぐらいとおっしゃるので、良い場所があれば適当に休憩したいですね。

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